油がのった秋サバで、生活習慣病の予防をしよう。サバの効能・効果とは!?【秋の食養生】

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

10月~11月にかけて、旬となるのがサバ!!
サバは、春の産卵期(5月~6月)にも旬がありますが、秋の方が油が乗っています。

そのため、魚に含まれる不飽和脂肪酸も多く含有します。魚の不飽和脂肪酸は、DHAやEPAという人間の体内ではつくれないので大切な栄養となります。

また、サバは青魚の中でも、この不飽和脂肪酸が多く含有する上に、タンパク質もトップクラスです。他にも、ビタミンや鉄も含まれるので、身体を滋養したい秋にはオススメでしょう。

■ サバの効能・効果とは!?

・ EPA(エイコサペンタエン酸)で生活習慣病の予防

サバに含まれるEPAは、健康に欠かせない必須脂肪酸であり身体の中で大切な働きをしてくれます。

EPAは肝臓において脂質の合成・分泌抑制、リポ蛋白の代謝を促進させることで中性脂肪の1つであるトリグリセリドの分解を促進します。
これらにより、まずは脂質の低下に働きます。

また、血液を固まりやすくなる血小板が凝集する作用を抑えます(抗血小板作用)。
その他にも、動脈の弾力性を保持するなどの効果もあり、血管・血液の状態を良くします。

・ EPAから作られるDHA(ドコサヘキサエン酸)が、記憶力の向上にも

DHAは、青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸であり、体内ではEPAからも作られます。
このDHAは、血管壁の細胞膜を柔らかくするため、血管の弾力性が向上します。これにより、血流の改善・血圧が高くなるのを抑えます。

DHAは、体内では脳細胞の膜に存在し、特に記憶や学習に関わる海馬に多く集まっています。
また、脳を活性化する働きがあるため、脳の栄養素とも呼ばれています。その上、神経細胞の発育も良くするため、脳での情報伝達の向上に役立つとされます。

・ その他にも様々な効果にも

サバには、上記の栄養素の他にもビタミンB2・ビタミンB12・たんぱく質・脂質など多くの栄養素が含まれます。
これらの多くの栄養素により生活習慣病の予防・肝臓病の予防・口内炎などの改善の効果も!!

■ まとめ

いかがだったでしょうか??

旬である秋サバは、不飽和脂肪酸が豊富であり秋の健康増進に役立てるのではないでしょうか。

旬とは関係がないですが、サバ缶でも手頃に始める事が出来るので食事に取り入れていきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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