夏野菜であるシシトウのポテンシャルを知ろう!! 健康美を手にするなら、シシトウを食べよう!

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

夏になると、緑が豊富となり植物も生き生きしているようにも思えますね。
夏野菜の1つであるシシトウも多く実る頃でもあります。キュウリ・トマトのイメージがありますが、シシトウも直ぐに育ち、家庭菜園では人気の野菜でしょう。

個人的にも、収穫しても直ぐに実るので、週に何回も食卓に並べられますね。

そんなシシトウは、辛みだけでなく栄養から見ても夏にオススメな点を紹介していきましょう。

シシトウの効能・効果とは??

■ カリウム

カリウムは、体内にたまった塩分であるナトリウムを排出する働きがあります。
つまり、利尿効果があり解毒を促す働きがあります。これにより、高血圧予防にもピッタリでしょう。

また、干物・味噌汁・漬物など日本の食事には塩分が多いために、カリウムの働きは健康を維持する上でも大きな役割を持ちます。

その上、夏バテ防止のために塩分が含まれたドリンクも多いので、塩分過多になっている事もあります。その際には、食事にシシトウなどのカリウムが含まれる食材を取り入れてみては、いかがだったでしょうか??

■ ビタミン

β‐カロテンといえば、人参などをイメージしますが、シシトウにも豊富となります。これは、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには、皮膚・粘膜を正常に保ち、免疫力を向上させます。
皮膚や粘膜が健康であると、異物の侵入を防ぐために風邪予防にも繋がるでしょう。

皆さんの馴染みであるマスクのような役割ですね。

皮膚に良いのは、ビタミンAだけでなくビタミンB6にもあり、これも含まれています。
皮膚・髪の健康を維持するためには必要な栄養素であり、夏の紫外線で痛めた部位の修復にも良いでしょう。

そして、肌と言えばコラーゲン。そんなコラーゲンを作り出すのに欠かせないビタミンCも勿論含まれています。
ビタミンCには、抗酸化作用があるのでビタミンC自体でも老化予防を発揮します。

さらに、ビタミンEにより、血流が良くなることで体内で蓄積した毒素・疲労物質を流す働きもあります。

夏野菜のピーマンを上回るポテンシャルなのが、シシトウ!!

似た野菜として、ピーマンがありますが、栄養素においてシシトウの方が上回っている事が分かっています。
唯一、ビタミンCだけはピーマンが多いのですが、シシトウは野菜の中では多い方なので気にすることはないでしょう。

東洋医学的にも、オススメな点は??

やはり、利尿効果だけでなく、皮膚・粘膜に作用する所でしょう。

夏というのは、体内に熱を籠もらせてしまう季節です。
基本的には、発汗作用・利尿作用により水分と共に排熱を促します。この働きにより、解毒が促されるので夏場の健康が維持されます。

しかし、うまく排熱されないと、身体の中のバランスが崩れ熱の症状を引き起こします。
例えば、胃炎・皮膚炎・蕁麻疹・不眠症などです。これは、1人1人症状が異なり、弱いところにでやすい熱症状です。
原因としては、身体の中の蓄熱です。東洋医学では、清熱解毒というアプローチが推奨されます。

シシトウが優れている点は、粘膜・皮膚などのケアとなる成分が含まれている所です。
利尿作用により清熱解毒という働きをしながらも、身体を滋養するので予防にも繋がるからです。

漢方薬で清熱解毒と言えば、一貫堂の龍胆瀉肝湯がオススメです。
これは、温清飲+龍胆瀉肝湯という処方であり、温清飲による清熱作用(熱を抑える)+補血作用(皮膚・粘膜の潤いなど)に加えて、清熱・利尿作用を龍胆瀉肝湯で補っています。

一貫堂の龍胆瀉肝湯は、市販ではないので別々で合わせる必要があります。
そのため、効能・効果に違うことが書かれていますが、生薬を見れば上記のような効果が見込めることが分かるかと思います。

まとめ

今回は、夏野菜のシシトウについてでした。

意外にもピーマンよりも栄養が豊富であり、特に紫外線など炒める皮膚・髪にはオススメですね。
また、その効能・効果からお酒のお供にも良いでしょう。

茹でてオカカで合えれば、簡単にできますので料理が苦手な方にも試してみると良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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