
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
最近、一人酒が増えた・・・・。お酒を飲み過ぎてしまう・・・。 そのような事はありませんか??
きちんと、自分自身の適量を理解して、お酒を付き合っている事が大切である事実は、誰もが知っている事でしょう。
そんな中で、もしかしたら、そのお酒の問題は、子供の時の経験が関係しているかもしれません。
■ 友情を育んできていると、アルコール関連の問題リスクが低減!?
米アリゾナ州立大学の研究において、12歳未満の時期に経験した孤独が、アルコール関連の問題やストレスレベルに深い関係性があると報告されました。
何故、子供の時の孤独が、アルコールと関連があるのでしょうか?? 確かに、ストレスが多いときに、気持ちをリラックスさせたりなどで飲酒をしてしまう事はあるかと思います。多くのストレスの中でも、子供の時の強い孤独というストレスがアルコールを助長させる結果が引き起こすそうです。
これは、間接的にアルコール使用やアルコール関連の問題の増加をもたらし、酷い場合には、制御不能な飲酒につながっていくそうです。ちなみに、意外と男性よりも女性に、この傾向が多くなります。
■ 東洋医学から考えてみると・・・。
ストレスと言えば、【肝】が深い関係があります。これは、五行説という考えであり、肝は木に属します。木というのは、ストレスなく伸び伸び育つことを好む性質があり、肝も同じ性質を持ちます。
そのため、この状態を邪魔されると肝の巡りを阻害されるために、ストレスに深く関与しています。これが、子供の時から負担がかかっているとしたら、成人になっても体質的に弱いまま成長している可能性もあります。
また、強い孤独感という恐怖は、【腎】にも影響を及ぼします。子供の成長には、腎は欠かせません。ここにも影響が現れると、母子関係である肝も間接的に悪影響が出るのは想像が付きます。
その他にも、肝が弱ると解毒力が低下するために、アルコールの分解も低下したり、意思が薄弱になります。
■ 対策としたは、肝腎を補う事がオススメ!!
肝腎を補う漢方薬としては、基本的には六味地黄丸・逍遙散などです。
その中でも、使いやすいのが六味地黄丸。
六味地黄丸は、補腎薬であり腎を主に補充します。
そして、腎を補うと良い事なのが肝にも間接的に作用する事です。そのため、六味地黄丸で身体を滋養しておけば間違いないとも言えます。
六味地黄丸は泌尿器のお悩みや、子供の成長不良、老化に伴う諸症状にいたるまで広く応用されている腎虚(腎陰虚)を改善する代表薬です。
本来はハチミツなどで練って作る丸薬ですが、現在はエキス剤も多く流通しています。
六味地黄丸は、宋代・銭乙の『小児薬証直訣』に記載されたものが最初といわれています。
『金債要略』の八味丸から、桂皮・附子(ブシ)を除き、子供用に改良したもので、主に先天的な虚弱体質による発育不良や小児の麻痺の治療に用いられていました。
当時は子供の薬で、現在のように広く応用されていませんでした。
しかし、『小児薬証直訣』を研究し、六味丸を重視した張元素が、六味丸を今のような「腎虚の基本処方」の地位に引き上げたといわれています。
少しマニアックな話になりましたが、歴史が古く経験学を通して汎用性が高くなった漢方薬と思いましょう。
老若男女にも、使えるようになったのは安全であり使いやすいという事です。
また、六味丸は地黄、山茱萸、山薬の「三補」と、沢瀉、牡丹皮、の「三瀉」の6種類の生薬から作られます。
足りないものを強く補いつつ、瀉するものも加えることで補い過ぎを防ぐ「補瀉併用」が特徴です。
簡単にいえば、全体的にバランスを取って、身体が整うように作られているという事です。
料理と同じで、出汁だけでなく、みりん・酒・砂糖などを使うことで、美味しい煮物が作られるように漢方薬も生薬同士で、上手く構成されています。
加齢による症状があれば、まずは六味地黄丸を始めると良いでしょう。
加齢だけでなく、他にも症状がある場合には以下のような漢方薬もおすすめです。
■ 加齢+冷え・・・八味地黄丸
■ 加齢+むくみ・水分代謝が悪い・・・牛車腎気丸
■ 加齢+熱・炎症症状・・・知柏地黄丸
■ 加齢+眼疾患・・・杞菊地黄丸
■ まとめ
今回の研究は東洋医学から見ても、十分に可能性がある研究結果かと思います。
12歳未満で強い孤独感を経験をしているのであれば、将来のアルコールの付き合い方を考えておくのも良いでしょう。
また、今から身体を滋養することで予防していくのも良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Addictive Behaviors Reports」に7月13日掲載