はーい。こんにちわー。
元気堂です。
秋も深くなり、寒い日が続くようになりましたね。この時期に、旬な野菜にほうれん草があることを知っているでしょうか??
最近は、年中スーパーに並び、いつが旬なのかも分からないことが多いかと思います。
11月後半から旬となるのが、ほうれん草です。そのため、今が一番美味しい上に、栄養がたっぷりと言えましょう。特に、女性に対して、おすすめの食材です。今回は、ほうれん草くれる効果について話していきたいと思います。
更年期には、ほうれん草を食べる方が良い??
ほうれん草は、造血作用があることが有名です。しかし、更年期障害にも効果があることは、あまり知られていないでしょう。
そもそも、更年期障害は閉経が起きる年齢になる際の身体の変化が、自律神経・ホルモンの乱れを引き起こします。その乱れから様々な症状が現れ、またエストロゲンの低下により骨粗鬆症・高脂血症などの症状が起きやすくなります。
特に、男性よりも女性の方が骨粗鬆症になりやすいために、閉経前後にはカルシウムは必須となります。これは、エストロゲンというホルモンが低下する事で、破骨細胞つまり骨を脆くする働きを促進するために起きます。
そのため、カルシウムも豊富なほうれん草は、更年期の骨の維持にはオススメとなります。
ほうれん草を食べる注意点とは??
血液凝固を抑制するワーファリンという薬を服用している場合は、注意が必要です。ビタミンKを阻害することで、血液を塊にくくするので、ほうれん草などのビタミンKが豊富な野菜だと、ワーファリンの効果を阻害してしまいます。
そういえば、ほうれん草を食べると、結石になりやすいと聞いたことがあるけど、大丈夫??
確かに、シュウ酸結石となりうる可能性があります。しかし、これは難しいかと思われます。
毎日、1キロ以上のほうれん草を食べると、生ほうれん草にあるシュウ酸とカルシウムが合体し、結石となります。
さすがに、毎日この量を食べる猛者は、少ないかと思います。
また、ゆでたり加熱することで、その可能性もかなり低くなると言われます。気になる方は、生食は避けましょう。
ほうれん草には、さらなる効果がある??
ほうれん草は、ビタミンC・β-カロテンも豊富に含まれています。このβ-カロテンとは、身体の中でビタミンAに変化します。これは、トマトやピーマンよりも10倍ほど多いと言われます。
ビタミンAとは、目薬にも使われています。目の粘膜を保護したり、乾燥を防ぎます。また、光・色を調節する機能にも働き、目の役割を手伝ってくれるのです。
自炊は面倒・・・。何かおすすめはないの??
そんな方もいるでしょう。その場合は、杞菊地黄丸という漢方薬がおすすめです。
目に良い生薬・老化を予防する生薬で、構成されています。また、大きな漢方薬のカテゴリーでは、補腎薬という分類されます。補腎薬とは、身体の老化で起こる症状を抑えるほかに、先天性の症状も改善するのに大切な漢方薬です。
身近な所では、豆類・山芋などが補腎作用を持ち、御節料理の縁起物で使われる食材です。
そのため、医薬品ですが健康食品の延長戦のイメージで使いやすいものが補腎薬に該当します。
まとめ
ほうれん草は、11月後半が旬で、今からが食べ頃です。
また、更年期だけでなく成長期にもおすすめな食材となります。骨を丈夫にしたい・目を健康にしたい方は、日頃から摂取すると良いでしょう。
この時期に、骨を丈夫にすると冬である腎の季節も、元気に過ごせるかと思います。身近な所から、改善していく事が未来の体調を良い方向へ繋げていきます。一歩ずつ頑張っていきましょう。
以上、参考になれば幸いです。