夏の胃腸病対策には、縁起の良い食材がオススメ。 子供や妊婦にも使える胃腸風邪の漢方薬とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

夏といえば、胃腸病が増えるのが特徴です。そのため、吐き気・嘔吐・下痢などの症状が増えますね。食中毒の場合もありますが、夏風邪には多いでしょう。特に、子供には、このような症状をよく見ます。

東洋医学的にも、梅雨などで胃腸機能が低下しやすく、その疲れを残したまま夏を過ごすので、胃腸に影響が出始める頃となります。

そのため、食欲低下・胃のつかえ・胃炎ぎみであれば、身体がSOSの警告をしていますので、無理をしないことも大切です。

今回は、その胃腸の機能を高める身近な食材を紹介します。

その食材とは、アズキです。

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日本では、お祝い事や和菓子には欠かせない食材です。今回、アズキに注目を置いたのは、小さなお子さんでも、食べやすいからです。それに、みんな大好きアンパンマンも、同じくアズキを使っていますね。

しかし、そのアズキの効能・効果については、あまり知られてはいない気がします。

アズキが身体に与えてくれる効能・効果とは??

アズキには、胃腸の消化・吸収を助ける働きがあります。胃腸の動きが良くなると、身体は水はけも良くなっていきます。そのため、胃腸を整える事で、余分な水分代謝を促すので、吐き気や嘔吐を防ぐ効果があります。

その他にも栄養のバランスが良く、ビタミンも豊富です。特に、ビタミンB1は、豆類の中でも多く含まれています。

そもそもビタミンB1って、身体に良さそう・・・。けれど、どんな働きがあるの??

このような疑問に思う方もいるでしょう。では、ビタミンB1とは、どんなものでしょう。

疲労回復のビタミンとも呼ばれ、 炭水化物 の代謝を促します。ご飯が主食である日本人にとっては、必要な栄養素です。その他にも、エネルギーを作る際のサポートをするため、身体には欠かせません。

また、ビタミンB1は、脚気という病気予防にも使われますし、玄米にも含まれています。最近では、玄米を食べることは減っているので、アズキから摂取も良いでしょう。その他にもビタミンB2も含まれ、脂肪代謝を促し、皮下脂肪の蓄積予防にも良いでしょう。

ここで、注意点が1つ。アズキの効果をより出させるには、皮付きの方が良いです。そのため、粒あんなどを選びましょう。

また、アズキには食物繊維が豊富であり、利尿作用を高めるカリウムも入っています。排便・排尿の手助けもしてくれます。便秘・むくみ・膀胱炎などで悩んでいる方は、取り入れてみてはいかがだったでしょうか??

夏の胃腸病に、おすすめ漢方薬とは??

■ 香蘇散

香蘇散とは、胃腸が弱く、ストレスに弱い方に使われます。食中毒のファーストチョイスとされる漢方薬です。

お腹がむかついて、スッキリしない胃腸の風邪に使われます。小児・妊婦・老人などで葛根湯や麻黄湯が使いにくい方に、オススメとなります。(発汗過多の恐れがあるため。)

香蘇散は、疏肝解鬱・理気止痛の香附子と発汗解表・和胃止嘔・理気健胃の蘇葉・陳皮・生姜と健胃・調和の甘草で構成されています。つまり、スッキリと胃を爽快にさせる作用に優れています。

また、香附子は【気の病】【婦人病】において聖薬とも呼ばれます。気分が鬱々として起こる痛み・月経痛には、即効性があると言われます。

まとめ

体質的に、胃腸が弱い方は、このアズキを日常的に食べてみてはいかがでしょうか?無糖であれば、糖質も気になりませんし、子供やペットにも食べさせやすいでしょう。まずは、食養生で体質改善を目指してみましょう。

少し、アズキが苦手だったり、料理は面倒くさい方には、香蘇散という漢方薬を試してみると良いでしょう。ストレス社会なので、神経性胃炎で使っている方も多くいます。

以上、参考になれば幸いです。

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