初夏から備える夏の養生!!東洋医学から学ぶ夏の過ごし方とは!? ①

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

最近は、本当に暑いですね。
年々、気温が上がってるのでは?と思うくらいです。そう思っても、冬よりは夏が好きな私です。

今回は、初夏から夏のの過ごし方について学んでいきましょう。

例えば、夏の過ごし方と聞くと、水分をこまめにとか、塩分も必要だよ!
とかそういう事だけではありません。その点について話していきます。

ここが注意!! その行動が、不健康の一歩かも!?

東洋医学の最古の医学書【素問】という書物には、人間の寿命は120歳と書かれています。
まるで、現代社会の事を言っているかのようですね。でも、昔の寿命は、もっと短いはずだ!!そう、思うのが当たり前です。

それでは、何故?120歳が寿命と書いたのかを話していきましょう。

【素問】という書物は、黄帝という王様と家臣である医師達で質問形式で書かれています。

王様である黄帝がこう問います。

『昔の人は、100歳になっても元気だった。けれども、今の人は50歳で、ヨボヨボになってる・・・・。これは、どうしたんだ?元気でいられる理由を教えてくれ。』

この質問に、以下のように答えていきます。

①飲食に過不足がないようにする。

②心身共に、疲労しないように心がける。

③酒に酔ってのSEXはしない。

④春夏秋冬の四季にあった生活を送る。

はいはい、なるほど・・・・・。ですが、理解した方はいるでしょうか?
当たり前のことを言っているけど、理由になってないよ。ちゃんと、説明してくれよ。

私だった、そう思います。そのため、一つずつ説明を加えていきたいと思います。

① 飲食に過不足がないようにする。

食事は、食べ過ぎ、少なすぎは駄目です。
現代でも、肥満や痩せすぎは問題になっていますね。肥満は、皆さんは知っての通り、成人病のリスクもあるので問題です。

しかし、痩せすぎも同じくらい問題のですね。
痩せすぎれば、免疫が落ちたり、低血圧などの状態になるほか、慢性の下痢症や貧血の原因になります。また、若いときに無理なダイエットは、無月経を引き起こし、将来的に不妊症になる恐れもあります。

また、腹八分目だから私は大丈夫と思っている方も気をつけて欲しいのが、その食事はバランスが取れていますか?食事のバランスも当たり前の事ながら大事となります。

② 心身共に、疲労しないように心がける。

これは、非常に現代では問題となっています。ストレスによる精神病は、昔と比べると多くなっています。また、すぐにSNSに晒したり、○○ハラスメントなど、多くの問題として取り上げられ、なかなか生活もしにくい世の中になっています。

昔から、精神の状態が身体への影響は言われています。

例えば、怒りすぎてイライラすると、頭に血がのぼり、頭痛や不眠の原因にもなります。あるいは、恋の悩みも身体に影響を与えます。
恋の悩みが酷くなると、胃腸の消化が低下してしまう事があります。

恋煩いという奴ですね。

③ 酒に酔ってのSEXはしない。

えぇーーー、ここに来てなんですか?
下ネタですか?

実は、そうではないのです。ちゃんと、理由があります。

お酒自体は、適量であれば身体を温め活動的にさせます。この状態を、東洋医学で陽気が多いといいます。

つまり、身体を温める力が多いという事です。しかし、酔いが醒める寒くなります。これは、酔いが醒める際に酒が体内の陽気を奪うことにあります。

また、SEXも活動的なものであり陽に該当し、陽気を多く使います。そのため、酒に酔ってSEXをすると2倍以上の陽気を失ってしまう事になります。

結果、身体が後日怠くなり、冷えがすすみ下痢症になる方もいます。
これでは、体内のバランスが崩れるのも想像できるでしょう。

④ 春夏秋冬の四季に、あった生活を送る。

私は、これには自信があります。ちゃんと、12時を回る前に寝ているし、夜更かしはしていない。
そんな方にも睡眠だけでは足りないとお伝えします。

春夏は、気温が上がるので、活動的になる季節です。陽気がいいなどに言葉もありますね。
その通りで、陽気が豊富な季節です。特に夏は、汗を適度にかくことで、涼しくなります。

秋冬は、反対に陽気が少なくなる季節です。静かにするのが一番な季節です。動物も、冬眠するなど、動かないように務めます。

しかし、人は冬眠をしないので、冬でも活発に動いてしまうと汗が冷え、風邪を引いてしまいます。
このように、睡眠も勿論、大事ですが、過ごし方も重要になってきます。

現代社会は、冷房器具・暖房器具などで、このバランスが崩れやすいのも危険ですね。

まとめ

まずは、この四つを守ることで、仙人や賢人に近づく事が可能となります。
不老長寿へ第一歩が踏み出せそうですね。

ちなみに、私には少しハードルが高いと思います。そのため、皆さんもここまでキッチリ守ることはお勧めしません。

頭の片隅に記憶して、気をつけていこう!!
そうすることが一番だと思います。頑なに守りすぎても、長続きしないですし、逆にストレスになりかねません。自分にあったバランスで実行してみてください。

次回は、この流れで夏のについて、少し細かく話したいと思います。

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