はーい。こんにちわー。
元気堂です。
春は、心の乱れが出てくる季節となります。そんな気持ちを落ち着かせるには、お風呂がおすすめです。
今回は、春におすすめの薬草風呂を紹介いたしましょう。
薬草風呂とは??
薬草風呂は、普通の風呂よりも香りがあるために、気持ちをリラックスさせます。香りというのは理気作用があり、精神的な鬱屈を解消してくれます。
その他にも、保温作用があるので、入浴後も長く、身体の温かさが続きます。
そうすると、血行の良くなり、筋肉の緊張も緩和しやすくなります。パソコン・スマホが当たり前のご時世です。肩こり・首凝り・頭痛は、もはや現代病のため、この予防にも薬草風呂はおすすめとなります。
薬草風呂の注意点は、ぬるめのお風呂に薬草を入れ、じっくり薬効を煮出す事が良いでしょう。また、季節により温度を変えます。夏は38℃くらいで、冬なら40℃が適温と言います。
年齢や既往歴により、腰湯・寝湯などの調節必要となります。
使用する薬草により、生のもの・乾燥したものと違いはあるかと思います。生のものは、そのまま使用することが多く、花湯など目で楽しむように使う事があります。乾燥したものは、ガーゼになどのいれて、入浴剤のように使用します。
春の薬草一覧。
■ アマドコロ
早春に採り、刻んでガーゼに包む。打ち身や捻挫などの外傷に用いられます。民間療法では、肌の傷を治す他に、滋養強壮のために使用されていました。韓国においては、美肌や体力回復に良いとされています。
■ ウメ
香りが高く、ストレスを流します。花だけ浮かべるのも良いですし、枝ごと入れる事もあります。
■ キンセンカ
オレンジ色・黄色の花を浮かべます。ウメと同じく、目で見てリラックスさせます。
また、美肌効果のもおすすめです。また、 イソラムネチンという成分が含まれます。これは、抗酸化作用の強い物質のため、動脈硬化予防・循環障害・皮膚老化予防・抗炎症作用・皮膚再生作用・脳代謝改善作用など様々な働きがあります。
■ サクラ
サクラ茶でも使用しますが、お風呂にも良いでしょう。薬草には葉っぱの方が使われます。排膿、解毒などにより、腫れ物や湿疹・蕁麻疹などに用いられています。
■ ショウブ
5月の節句でも用いられるショウブ。冷え症・筋肉痛・神経痛・リウマチ・腰痛に効果があるとされます。
■ スギ・セージ
スギは、寿司屋にも使用される事があり、殺菌作用があります。
セージも同じく殺菌作用があり、身体を活性化してくれます。また、抗菌作用に優れ、うがい薬にすることで口やのどのトラブルを解消します。 また、ホルモンの乱れによるイライラを鎮める鎮静作用もあります。
■ センキュウ
四物湯にも含まれる生薬です。腹痛・婦人病・乾燥肌・腰の冷えに良いとされます。
■ タイム
枝や葉を使用し、消毒作用があります。リウマチに効果があると言われます。ハーブの中でも強力な殺菌力をもち、風邪やインフルエンザ・膀胱炎・胃腸炎などの感染症に効果が見込めます。
風邪の引き始めなどの咽頭炎などのイガイガには、うがい薬として使用もできます。
■ ローズ
ローズは、鎮静作用があります。その他にも美しさと若さを保つとも言われます。肌の炎症を抑えてくれたり、吹き出物にも効果があります。
その他にも、女性疾患にも使われます。月経不順や不妊にも良いでしょう。
やはり、ローズの特徴は香りではないでしょうか??その香りには、気持ちをする働きがあります。
孤独感・失望感を和らげるため、香りだけでも鎮静作用としてオススメです。
■ わさび
殺菌作用があることは、知っているかと思います。実は、鎮痛作用あります。しかし、刺激性のため、皮膚炎や肌が弱い方は避ける方が良いでしょう。
まとめ
今回は、春の薬草風呂です。家で、草花をそのまま使うのに抵抗がある方は、エキス剤を2-3滴入れる事でも、簡易的に薬草風呂が出来上がります。
特におすすめは、花の香りなどのエキスでしょう。お風呂でのリラックス効果を高めるので、自律神経を整えます。
そして、エキス剤を勧めるのは、掃除が楽だからです。
気軽に試したい方は、自分好みのエキス剤を使用してみては、いかがでしょうか??
以上、参考になれば幸いです。