
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
笑う門には福来たる!?
笑いと健康が関与している事が、昔から言われていますね。
今回はそれをデータとして収集し報告されたと言われます。「International Journal of Environmental Research and Public Health」には福島県の地域住民を対象に、笑う頻度・生活習慣病との関連性を研究しました。
福島と言えば、東日本の地震や原発が起こり、かなりのストレスが降りかかったかと思います。その方々を対象に、笑いと健康の関連性を改めて調査を行いました。
昔から、心血管疾患・アレルギー性疾患は笑う事が増えるほど減っていく傾向にある事が知られているので、どのような結果が出るのか楽しみな所かと思います。
結論から言えば・・・
■ 笑いは、生活習慣病のリスクを低下させる!!
多くの方が、高血圧・糖尿病などの生活習慣病を抱えているので、朗報ではないでしょうか?
アニマル浜口のように、ワッハッハーーと笑うと良いかもしれません。
どのように、調査したのかというと、以下に簡素化して示しておきましょう。
今回の研究では、笑う頻度を細かく、毎日笑う・週1から5回程度などに分けて調査し、生活習慣病の有無(高血圧・糖尿病・脂質代謝異常・脳卒中、心臓病など/避難経験者/仕事状況などかなり細かく把握し、データを収集しました。
とにかく細分化して、膨大な量のデータから導き出したのです。
そのデータから毎日笑う方は、性別・年齢・生活習慣といったあらゆる影響を考慮にいれても、生活習慣病のリスクが低下という結果なのです。
■ 東洋医学では、笑う事は心に影響があり!!
五行説という考えによれば、笑い過ぎれば心臓に過度の影響が出ると言われます。
そのため、適度な笑いが大事となります。
さっきのデータと逆の考えになるかと思いまが、これはあくまで笑い過ぎで起こります。
現代は、余裕が無い方やストレスが多いので、笑って過ごせていない事が一番の原因ではないしょうか・・・。
そのため、適度に笑う事が、健康維持に繋がるのでしょう!!
ちなみに、夏が何故に心への影響が出るのかをお答えしましょう。
その理由には、気温が上昇すると体温調節のために血液循環が活発になります。
つまり、心臓の動きが促進されるので、拍動数が増加します。
その上、身体の熱を追い出すために汗がかきやすくなります。
これにより体内の水分が失われやすく、血液が濃縮されてしまいます。
すると、ドロドロとなり粘性が高くなるので、押し出す力が高まり負担が増えますね。
そのため、夏は心臓の負担が高まります。特に、水分摂取を忘れがちな高齢者はリスクも高まります。
もちろん、高齢でなくても様々な既往歴がある方も要注意ですね。
ちなみに、おすすめの対策としては、昼寝が良いでしょう。
体力の回復だけでなく、心への良い影響があります。しかし、ここにも注意が必要なのが、適切な時間です。
詳しく知りたい方は、以下の過去の記事も参考にしてみて下さい。
昼寝30分以上するのは、健康に良くない!? 心機能の低下のリスクが・・・。 – 元気堂 漢方薬
■ まとめ
笑いと健康については、昔から議論されていますが、今回はデータに基づいています。生活習慣病の予防・治療に上手に取り入れて行きましょう。
折角なので、楽しく健康を手に入れる事が大切です。
以上、参考になれば幸いです。