夏から秋にかけて、収穫されるおつまみ。落花生は老化予防に良い??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

この時期に、最後の収穫を終えようとしているのが、落花生です。9月~11月頃が最盛期となります。

落花生と言えば、お酒のおつまみになり、バターピーナッツなどは子供も食べる食材です。

そんな落花生には、老化予防の食材という事は知っているでしょうか??

美味しく食べて健康を保つ落花生について話していきたいと思います。

落花生は、漢方だった!?

実は、落花生には別名で【長寿果】と呼ばれる生薬です。名前の通り、滋養強壮に優れており、長生きする効果があると言われます。

こんな言葉も中国にはあるようです。

『常用すれば、生命力を増強し、食すれば肉類の補給を必要はない。』

まるで、ドラゴンボールに出てくる仙豆(せんず)のような効果があります。

オラも、明日から食うだ!! そんな声が聞こえてきそうです。

とは言っても、落花生で気になる事もあるかと思います。食べ過ぎれば、太る原因になる。ナッツ類は、このようなイメージが強いかと思います。

食べ過ぎると、太るは間違いだった!?

まずは、落花生の栄養成分に注目してみましょう!!

先ほども、肉類は不要と言われるぐらいタンパク質が豊富です。その上、必須アミノ酸も含まれているので、スーパーフードと言っても良いかもしれません。

そして、脂肪が45%前後・・・・。

ほら見ろ!!やっぱり、脂肪が多いじゃないか!?太らないなんて、嘘じゃ無いか!!

確かに、取り過ぎは良くありませんが、この脂肪の80%以上が不飽和脂肪酸と呼ばれるものです。(特にn-9系のオレイン酸が多い)

ふ・・・不飽和脂肪酸・・・??n-9??

あまり聞き慣れない言葉ですね。ここでは、肉など動物性は、飽和脂肪酸で、オリーブオイルなどの植物は不飽和脂肪酸として理解して下さい。一部例外はあります。

不飽和脂肪酸という中には、オレイン酸という成分があります。

これは、中性脂肪を抑えて、コレステロールの値を下げる作用があります。そのため、動脈硬化・冠動脈系の心疾患の予防として期待されています。太るというか、むしろ身体に良いでしょう。

また、皮膚のかさつき・潤いに良く、肌のきめ細やかさを蘇らす作用もあります。

その他にも、レシチン・ビタミンEも含まれており、脳の成長を助け、老化予防・ボケ防止として働きます。

まとめ

今回は、意外と知らない落花生について注目しました。漢方では『長寿果』・意外と太らない・脳や心臓にも良い。

この3点だけでも覚えてくれたら、嬉しいです。

現在、山口の大島で漢方肥料で作った落花生を作っています。『潮風 落花生』といい、来年の五月には発売を予定しています。完全無農薬・漢方肥料で育てた落花生に興味をもって貰えると助かります。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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