ゆずを使いこなして、冬の養生に備えよう。 風邪を引く前に、健康管理にはオススメ食材!!

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ゆずが美味しい季節となりました。冬至も過ぎて、あまり使う事もないかもしれませんが、まだまだ食べ頃となります。また、1月までに実をすべて収穫しないと、翌年の実つきが悪くなります。家で育てている方は、早めに摘む必要がありますね。

ゆずは、レモンと同じようにビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高めます。風邪が流行しやすい時期が旬であるゆずが、冬至などで使われる理由の1つでしょう。

また、毛細血管を刺激して血行を促進し、美容や保湿作用があり、リモネンなどの香りには気の巡りを良くしてリラックス効果もあります。

ゆずは捨てる所がない!! 部位を使いこなそう!

柚子の効能には、実(果肉)・皮(果皮)・種の3つの部分によって違います。それぞれが含む成分や含有量が違うためです。

ゆずの大まかな効能には、酸味による胃液の分泌を促して消化を促進します。また魚肉の毒を消すため解毒にも働きます。

その上、クエン酸は食べ物を速やかにエネルギーに変換し、疲労回復や筋肉痛の改善に役立ちます。日々生活していると、身体は酸性に傾きやすいので、クエン酸によりアルカリ方向へ作用するにもオススメです。

 ゆずの種の表面にあるヌルヌルした部分は、ペクチン質と呼ばれるものです。血糖上昇の予防やコレステロール値のコントロールをする働きがあります。また、血行を促進するピネンやリモネン・抗炎症作用のあるナリンジンなども含まれます。

これらにより、血液循環も良くなったり、冷え性・慢性炎症にも影響を与えます。冬場でいえば、皮膚が乾燥しやすくなったり、四肢が冷えやすいので、ゆずの種も捨てるのは勿体ないでしょう。

 ゆずの白い綿の部分・筋の部分には、ヘスペリジンというポリフェノールの一種が多く含まれています。ポリフェノースと言えば、抗酸化作用があるので若返りにも良いでしょう。また、このヘスペリジンは、血管を強化しむくみなどを防ぐ役目があります。

血管は、細胞に栄養・酸素などを運搬する重要な役割があります。各細胞にこれらの成分を届ける際に血管は、細胞に栄養などを通過させます。この通過させる方法は透過とよばれます。ヘスペリジンは、この透過性のバランスを整える働きがあるといわれています。

透過性は高すぎても低すぎても良くはないので、バランスを整える事が大切でしょう。ヘスペリジンは、上手くバランスを取ることで余分な水分があれば排泄を促すので、浮腫対策にも使われます。

大量消費には、ゆずジャム・ゆず酒を作ろう!!

マーマレードよりも、個人的な感想ですが食べやすいかと思います。また、お酒で漬けることにより、身体を温める作用も高め、血流も増進します。

飲み過ぎはいけませんが、上手く果実酒にすることで健康増進に役立ちます。

まとめ

今回は、冬の果物であるゆずについてでした。冬至のお風呂だけでなく、食べる事でも栄養を与えてくれます。まだまだ、寒い季節が続くので食事に取り入れてみては、いかがだったでしょうか??

以上、参考になれば幸いです。 

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