9月が旬の薬味である胡麻(ごま)を食べよう!! 胡麻の効能・効果で秋を滋養しよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

風味を良くしたり、ちょっとしたちょい足しに使われる胡麻(ごま)。
実は、9月が収穫時期であり今が旬でもあります。

胡麻と言えば、セサミンという成分を耳にする事でしょう。
セサミンは、肝臓内で脂肪を利用しやすい形に変えることで、酵素を活発化させる事で肝臓の働きを助けると言われます。
つまり、肝臓に良いって事が期待されています。

その上、ビタミンEとともにコレステロール・中性脂肪などの過酸化脂質を出来にくくする働きもあります。

東洋医学では、肝はストレスに弱いので、人とのストレス・仕事のストレス・寒暖差のストレスなどにも影響が出ます。
そのため、胡麻は日頃から摂取するのも食養生の1つでしょう。

一般的には、胡麻は白ごま・黒ごまに分かれますが、実際には何が違うのか??
あまり知らない方と思います。

簡単な特徴として白ごまは油の含有量が多く小粒なものが多く、反対に黒ごまは大粒だが油の含有量は低いといった特徴があります。

白ごまは、コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸のリノール酸が多く含まれごま油の原料にもなります。
また、黒ごまはアトシアニンの抗酸化作用があるので、老化予防・免疫力を高める働きもあります。

胡麻がもたらす効果とは!?

先ほども触れた通り、セサミンは強い抗酸化力を持ち、体内の酸化を防ぎます。
そのため、生活習慣病のような体内の酸化で起こる症状の改善に良いでしょう。

その中でも、コレステロール値を下げる効果があります。
胡麻に含まれる不飽和脂肪酸(リノール酸・オレイン酸)には、血中のコレステロールを減らす作用があり、血管を浄化して血行を良くします。

また、活性酸素が多く発生する肝臓では抗酸化作用により、肝臓が傷つくことを防ぎます。
その上、肝臓のアルコール分解を助ける働きがあるので、二日酔い・脂肪肝の予防にも良いでしょう。

注意点はごま油!!
カロリーが高いの
で、取り過ぎは逆に身体には悪い影響をもたらします。

その他の効果には、足りない栄養補充にも良いでしょう。
ビタミンB1・B2・カルシウム・鉄・マグネシウムなどのビタミンやミネラル類が豊富な事です。
身体が弱ってしまい、風邪でダウンしているときは胡麻を少し振ってから食べるのもオススメです。

また、これらの成分は月経不順にもオススメ。
ホルモンバランスの崩れが原因な事も多く、その要因として精神的なストレスが大きく影響していると言われます。
胡麻に含まれるミネラル・ビタミン類は神経の高ぶりを抑えたり、疲労回復効果もあるので月経関係で悩んでいる方は食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

胡麻は、9月からが旬!!
夏の疲れが残っている方は、胡麻をちょい足しして滋養していきましょう。

小さい粒にも栄養がたっぷりとあるので、身体が弱っているときこそ取り入れましょう。
注意点は、ごま油のように抽出したものや食べ過ぎれば、カロリー過多です。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA