はーい。こんにちわー。
元気堂です。
今回のテーマは、鍼灸でストレスを解消する事が出来るのか!?
これに対しては、鍼灸の得意な部分でしょう。
しかし、鍼灸というと、やはり怖いとイメージが先行しているでしょう。
確かに、注射のイメージが強いですが、意外と治療を受けた人は、けろっとしていることが多いです。
まず、鍼による刺痛は想像よりも少なく、どちらかと言うと鈍痛が起こる事があります。
これを、得気と言います。中国や台湾の方は、これがないと効いている気がしないと言います。
でも、日本人は少し敏感な所がありますので、無理に狙わなくてもいいかと思います。得気がなくても、十分に効果を示せるのが、鍼灸治療ではないかと思います。
鍼灸とストレスは、何が関係あるのか?
実際、分からない方の方が多いかと思います。
むしろ、鍼が怖くて、ストレスが溜まっちゃうよ!!そう思う人もいるでしょう。
では、鍼灸について説明をしていきましょう。
鍼灸の効能・効果とは!?
鍼灸は、高ぶった交感神経を押さえ、副交感神経を高めてくれる作用があります。
つまり、自律神経を整える作用があります。
基本的に、様々なストレスから身を守るために、交感神経が亢進している方が多いでしょう。
そのため、交感神経と副交感神経のバランスが乱れている方が多くなります。
また、このバランスの崩れにより、不眠・不安・動悸などの症状が出る事も・・・。
そんな時に、自律神経を整える鍼灸が良いというわけですね。
現代社会は、昔よりも自律神経が乱れやすい!!
このような傾向が進んでいるかと思います。
昔の人は、暗くなったら寝て、日が上がる頃に起きるという生活です。人も動物なので、実際はこのような生活があっているのでしょうが、この生活自体が無理な場合も増えています。
パソコン・スマホにより夜遅くまで起きていたり、仕事もデスクワークが増え運動不足も原因の1つでしょう。
多くの方は、まだ病院に行くほどではない・・・。
このような状態の場合は、早めに身体を整えましょう。
病院で薬を貰うほどでないが、身体の変調を起こしている場合は、治すチャンスです。病気と診断される前に、未病に戻すのが、健康法としては一番でしょう。
どんな時代になっても、病気にはなりたいと思う人はいないでしょう。そんな人がいたら、一度なってください。絶対、後悔をするでしょう。
でも・・・、鍼灸は怖い!!けど、試してみたい!!
そんな方へ、おすすめのツボを紹介します。
■ 百会
頭のてっぺんです。両耳を畳んだ先を結んだ真ん中・・・・。なかなか分かりにくいですね。
だいたいの位置は分かるでしょうが、人によってツボは多少ズレます。そのため、治療時には患者さんと話しながら、施術を行うこともあります。セルフケアとして行うのであれば、こめかみから指で頭の天辺へ向け、指圧してください。その時に、あれ!?ここだけ、他の部分と違う事があります。
痛かったり、気持ちいいなどの反応があったら、そこを適度に指圧するといいでしょう。
■ 大衝
足の親指と人差し指の間で、交わる所です。ツボの位置を伝えるのは、少し難しいですね。そこで、その間を指先から沿って止まった所と思ってください。
セルフケアです。気軽にやりましょう。ここは、毛髪もないので、置鍼や灸も良いでしょう。
現在は、セルフケア商品が充実しています。以下に、鍼灸師で無くても使えるものをあげておきましょう。
■ 内関
左手の平側見てください。そこに、右手でチョキを作ってください。そこに、薬指も立たせた状態にします。スリーピースっていう形ですね。世代によって、分からないと思いますが、親指と小指だけ曲げた状態です。
それを、左手首に添えおきます。この時は、指の間は閉めてください。この指横長さ3本分上に、内関があります。腱と腱の間で前腕の真ん中にあります。
難しくて、分からない・・・。それであれば、手首からゆっくり指圧して、反応がある所で大丈夫です。
もう一度言いますが、人によってツボはズレます。そのため、ある程度の場所で探るといいでしょう。
まとめ
今回は、ストレスに使えるツボです。セルフケアにも使えるので、日頃からイライラや心労がある方は、試してもらえたら幸いです。
注意点ですが、あくまでセルフケアのため、治療域まで状態が落ちていたら、病院なり治療院の検討をおすすめします。
以上、参考になれば幸いです。