はーい。こんにちわー。
元気堂です。
8月は、湿気も高く、まだまだ熱中症などに注意が必要な季節です。
この時期に、注意しないといけないのが熱中症だけではありません。それは、強い紫外線です。年々、紫外線が強く、肌を刺すような感じがします。
対策としては、日焼け止めを塗ることが1番手っ取り早い方法かと思います。または、UVカットの衣類を着ることです。しかし、重要なのは肌の再生を促す事かと思います。
この時期は、夏バテから食欲低下する頃です。きちんと、栄養が取れないため、その影響は身体全体に及ぼします。そんな状態では、疲れが溜まり、身体・肌にもダメージが蓄積されていきます。
食事を改善して、根本的な肌ケアをしよう。
肌の状態は、食事や生活習慣から強い影響を受けています。もともと、肌というのはバリヤー機能があり、紫外線だけでなく様々なストレスからも身体を守っています。
しかし、このバリヤー機能が低下することで、乾燥肌・皮膚炎・アトピーなどが起きています。そのため、この皮膚を守る機能を高めることが大切となります。バリヤー機能は、肌のターンオーバーにより、絶えず新しくなりますが、これが上手に働いているのは、きちんと栄養を摂取している人となります。
つまり、食事を見直す必要があります。
それでは、どのような食材が、肌に良いのでしょうか??
■ ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。つまり、その前駆体であるβカロテンが豊富な食材をとりましょう。βカロテンと言えば、人参・海藻類がオススメです。また、卵やレバーなどに多く含まれています。
■ ビタミンB6・タンパク質
タンパク質は、三大栄養素の一つで大切なエネルギー源です。アミノ酸に分解される事で、皮膚・筋肉・血液などの材料になる栄養素です。そして、ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変換するのを助けるので、間接的にも皮膚の状態を良くします。
肉や魚介類、卵、乳製品などに多く含まれています。
■ ビタミンC・ビタミンE
肌には、コラーゲン!!ビタミンCは、コラーゲンを作る手助けをしています。その他にも、免疫力を高めたり、抗酸化作用があるので、老化防止にも良いでしょう。
キウイやいちごなど、フルーツに豊富に含まれています。
ビタミンEも抗酸化さようがあるので、老化防止の働きがあります。サバなどの魚介類・ほうれん草・大豆製品などに多く含まれています。
■ 亜鉛
亜鉛は、肌のターンオーバーに必要な酵素を作ります。そのため、ターンオーバーを促進させます。
基本的に、滋養強壮の食事多く含まれ、うなぎ・牡蠣などの魚介類・肉類などに多く含まれています。
結局、偏った食事をしなければ良い!!
バランスが良い食事にするだけで、多くの栄養素が取れます。その様々な栄養素が作用し合う事で、肌にも身体全体の健康に繋がります。
仕事が忙しく、食事のことを考える事が出来ない・・・。そんな時間はないよ・・・。
そんな方には、漢方薬がオススメです。
漢方薬をである四物湯を取り入れよう!!
四物湯には、血を補う生薬で構成されています。よく婦人の不正出血・過多月経・出産後の出血などによく用いられます。それは、血を補う漢方薬のベースとなるからです。
この血の作用には、全身への栄養だけでなく、肌や粘膜の潤いをもたらしたりと、働きは多岐にわたります。
例えば、皮膚炎によってカサカサになった皮膚には、相性が良いでしょう!!組織を修復することを促進してくれるので、夏の紫外線によりボロボロになった皮膚にも効果があります。
以下の写真は、四物湯と鶏肉を煮た薬膳スープです。台湾では、家庭料理となります。日本よりも南国で紫外線も強いので、身近な料理としても使われています。
作り方は、簡単です。四物湯と鶏肉を入れて煮詰めるだけです。すでに、セットとしても売られています。
作るのが面倒だ!!簡単にできる物をお探しであれば、エッキ錠も良いでしょう。
四物湯に人参・甘草が含まれ補血作用だけで無く、胃腸も元気にする補気薬が配合されています。
まとめ
まだまだ、紫外線は強い時期が続きます。上手にケアをしていきましょう。
まずは、日頃の食事を見直すといいでしょう。肉ばっかり、外食ばっかりと偏ってはいませんか??
また、睡眠も大事です。夜遅くまで起きている事は、当たり前のことですが肌にも健康にも悪影響です。
生活習慣にも気をつけていきましょう。
それが、なかなか出来ない方は、四物湯を試してみてください。補血薬の代表的な漢方薬です。
以上、参考になれば幸いです。