梅干しを毎日食べることで、得られる効果とは?? 意外にも成長に役立つ理由がある。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

春になると、枯れ木に花も目立ち始める季節です。花見と言えば、桜のイメージでしょうが、2月から咲き始めるのがとなります。桜よりも香りも楽しめたり、木々も低い物が多いので近く見られる事が特徴となります。

また、黄色・ピンク・白など様々な色も楽しめ、私たちの気持ちにも良い影響を与えてくれます。

そんな梅と言えば、日本人にとっては身近な食材でしょう。その中でも、おかずとして使われるのが梅干しを思い浮かべませんか??

もともと梅は、3毒を断ち、その日の難を逃れる働きがあると言われます。この3毒とは、水毒・血毒・食毒となります。これらの毒から逃れる術として、僧侶が毎日梅干しを食べていたとも言われます。このような風習から梅干しを毎日に食べれば、福を呼ぶとも言われます。

梅干しは、下痢止め・胃腸機能の改善に良い!!

お弁当が腐らないように使われているのもあって、食中毒予防にも使われています。その他にも、細菌性の下痢の改善・抗菌作用・真菌を殺す作用・抗アレルギー作用が知られています。これは、ベンズアルデヒド(青酸配糖体)という成分によるものだと考えられています。

青酸・・・。毒じゃないか・・・。

このようなイメージもあるでしょうが、果肉には微量にしか含まれないので、大きな問題にはなっていません。しかし、その微量の青酸配糖体も加工によって安心して食べられるようになっています。それが、梅干しの塩漬け・梅酒などの焼酎漬けなどがあります。

梅の効能・効果は、成長にも大きく影響が!!

梅と言えばクエン酸・リンゴ酸も含まれる事で、疲労改善・食欲増進作用があるので、病後のお粥や夏バテ予防にも良いでしょう。

あまり知られてはいませんが、クエン酸などの有機酸には、身体に吸収しにくいカルシウム・鉄の吸収を促進します。また、カルシウムが骨から持ち出されるのを防ぐなどの働きがあるといわれています。そのため、成長期の子供にも、骨粗鬆症が気になる高齢者にもお勧めです。

また、意外にもミネラルが豊富です。梅のミネラル含有量は、ミカン・リンゴ・ブドウよりも多くなっています。なんとカルシウムはリンゴの4倍、鉄は6倍も多く含まれています。マグネシウムや亜鉛も梅の方が多いという素晴らしいポテンシャルを秘めています。

東洋医学では、春にこそ食べて欲しい!!

春は肝の季節であり、肝が弱り易い季節です。しかし、梅干しのような酸味は、この肝を滋養する働きがあるからです。化学的にも、ピルビン酸という成分が含まれており、肝機能の強化に良いとされます。また、梅を加熱した製品では、梅に含まれている糖とクエン酸が結合しムメフラールという成分が作られます。

このムメフラールは、血流を改善し血栓予防、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。血液中にコレステロールが溜まるのを抑え、老廃物の排出を促進するとされます。

この事から、肝の疏泄作用を高める事が分かります。

東洋医学の疏泄作用というのは、淀みなくスムーズにする働くを指すため、気血の巡りに関与します。また、肝が元気になる事は、解毒作用も高まるので化学的にも矛盾しない効果だと考えられます。

まとめ

健康維持のために、簡単にできるのが梅干しを取り入れる事でしょう。お酒を飲む人は、つまみとしても優秀です。また、日々の生活では様々なストレスにより、活性酸素が体内に作られるため、梅のようなアルカリ性の食べ物は老化予防にも良いと思います。

主食であるご飯・パンだけでなく、肉・魚なども酸性食品です。生きるためには、身体が酸性に傾きやすいでしょう。ここに、梅干しを加えるだけで中和できると言われます。

例えば、牛肉100gを食べた際に、この酸性を中和するには、キュウリを約9本も必要となるそうですが、梅干し1個で十分となります。

以上、参考になれば幸いです。

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