暑い夏にこそ、ハーブを使いこなそう。この時期に、おすすめのハーブとは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

毎日、暑い日が続いてますね。風がない日は、特に部屋に熱が籠もりがちです。
そのため、家の中でも、熱中症の恐れはありますので、注意してください。

そんな時に、役に立つのがメントール!!
メントールといえば、ガム・歯磨き粉にも使われており、耳慣れた言葉かと思います。

多くのハーブには、メントールが含まれておりますが、有名どころはミント・ハッカでしょう。

ミントとハッカの違いは、なにか??

どちらも、メントールが含まれシソ科の植物です。
ミントは総称であり、ミントの中にハッカが含まれます。しかし、味も香りもちょっと違うようね・・・。

同じシソ科でも、植物によりだいぶ変わってきます。これは、アブラナ科のキャベツ・ブロッコリー・カブなどで比較すると分かるでしょう。
味も見た目も全然違うかと思います。

ハッカとミントの大きな違いは、メントールの量となります。
清涼感の元になるメントールが最も多いのが、ハッカです。清涼感が強いので、加工品の原料に使用されるだけではなく、抽出したハッカ油があります。

一方のミントは、メントールの量が薄荷より少なく、ハッカ油を抽出するほどの清涼感はありません。
しかし、 香りづけなどで、料理・お茶としては丁度良く、食材としてはミントの方が使いやすいでしょう。

メントールが強いハッカは生薬としても、重宝されている!!

薄荷の効能には、鎮痛、消炎、食欲増進、消化管運動の促進など多岐にわたります。

漢方医学的には、風邪・熱などの外的要因が身体の中へ侵入することを防ぎぐ事で追い出し、毒を消す効果があるとされます。銀翹散、加味逍遙散、荊芥連翹湯、柴胡清肝湯、防風通聖散など多くの処方に配合されています。

そのため、喉が痛い咽頭炎など菌・ウイルスの侵入を防ぐ効果があります。
また、香りが高いので、ストレスを流すような作用もあります。
この時期は、食中毒・夏バテなどの胃もたれも多くなるため、オススメの生薬でしょう。

特にこの暑い夏に、ぴったりの使用方法は、ハッカ湯です。
夏にお風呂に入るのは、面倒と思う人は多いです。しかし、お風呂を入ることは自律神経を整えるためには大切ですし、汗を多くかくので、きちんと流す上でも良いことなのです。

こんな暑いなら、シャワーでいいじゃん。浸かると余計に暑いよ!!

そんな方は、このハッカ湯を試してみてください。お風呂から出た直後から、身体がスーっとし快適で清涼感を得られます。

このスーッとする作用は、メントールによる物です。ニホンハッカ・ペパーミント・スペアミントなどの薄荷属には、多く含まれています。上記で述べたように、多くの商品で使われています。

皆さんは、スーッと感じるという事は、お風呂に入ったのに逆に身体を冷やしちゃうんじゃないの??お風呂に浸かる意味があるの??

そのように矛盾してるのではと思うかもしれません。
安心して下さい。ハッカ湯は、そのような冷やし方をしません。

あくまで、スーっとする体感だけあり、体温自体を冷やす作用はないのです。また、ハッカは皮膚の取り込まれることで、末梢の血管を拡げてくれ、血行を改善してくれます。

そのため、夏の運動後の疲れ防止や、芳香作用があるので、虫刺され予防にもなります。

ハッカ湯の作り方は??

薄荷の葉・茎を陰干しした物を、お風呂に入れるだけです。バラバラになるのを予防するため布袋に詰めると良いでしょう。

もし、庭に大量のシソ・ペパーミントを栽培している方は、摘み取って試してみるのも良いでしょう。
そんなに薄荷が手に入らない方は、ハッカ油を2.3滴お風呂に垂らせば完成です。

こっちの方が簡単ですね。

それでも、お風呂は面倒だ・・・・。でも、試したい・・・。

そんな時には、ミントの出番でしょう!!

先ほども軽く話しましたが、ミントは食材などに使いやすいのが特徴です。
つまり、普段の飲食物に取り入れてみては、いかがだったでしょうか??

おすすめのミントの活用法3選とは??

■ ペパーミントティー

夏は冷たくして、すっきりとした爽快感。冬は、ホットで飲め、目が醒める手伝いをしてくれると思います。
つまり、仕事中・勉強中には持ってこいでしょう。

暑苦しくて、頭が回らない・・・・。
こんな時に、ちょっとしたティーブレイク!!
お茶のため、簡単に取り入れやすく、試した事がない方はお茶から始めるのが良いかと思います。

■ アロマオイル

ミント味がどうも苦手・・・。
そんな場合は、香りを試してみましょう。

精油をハンカチに塗布して匂いを楽しんだり、ハッカ湯のようにお風呂に2.3滴入れれば、簡単なハーブ風呂を楽しめます。また、お風呂で使いやすいのがミントシャンプーです。
頭がスーッとして入った後も、頭が涼しくなり、ぼーっとする事がありません。

髪が長い方は、熱が籠もりやすいため、シャンプーなどもおすすめですね。

■ スパイス

最後に、毎日食べる食事へ使う事です。
健胃作用だけでなく、シソ科の植物には食中毒予防にも良いでしょう。
夏はとにかく腐りやすいので、ちょっとしたスパイスにも!!また、ステーキや油物には相性が良く、清涼感が食欲を促進させる作用があります。

・ 塩 小さじ2/3
・ 胡椒 少々
・ 酢 大さじ2杯
・ サラダ油 または オリーブオイル 大さじ3杯 

にお好みでペパーミントを入れれば、ミントソースが簡単に出来上がります。大分スッキリします。
油っぽい食事だけでなく、サラダにも良いでしょう。

まとめ

毎日暑くて敵わない・・・。
そんな時にこそ、ちょっとした工夫で乗り越えて下さい。

暑いときにこそ、ハーブと言った自然の力を借りてみてはいかがでしょうか?
身体も元気になるだけでなく、予防にも使え一石二鳥でしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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