
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
春は、東洋医学的も気が乱れやすく、精神的に病みやすかったり、自律神経の乱れも気になる季節となります。
そんな時に、オススメなのがセリ科の植物!!
セリ科の植物の特徴として、芳香性があり気の巡りを良くする働きを持ちます。
セリといえば、春の七草の1つであり、独特の香りにより胃を丈夫にしたり、解熱・解毒作用もあるので、正月の食べ過ぎた後には七草粥にも含まれますね。
実は、漢方薬に含まれる生薬にはセリ科の植物が多く使われています。
例えば、発汗作用のある防風(ぼうふう)・手足のしびれに用いる独活(どっかつ)・気の巡りを改善する柴胡(さいこ)・補血作用のある当帰(とうき)などなど効能も種類も豊富となります。
これからの旬である山菜の中には、ウドがあります。
これは、独活と呼ばれる生薬であり食材の中にも、生薬が含まれているので、この時期に食べておくと養生にも良いですね。
しかし特に、オススメなのが柴胡という生薬!!
柴胡は、気の巡りを良くするので、春に弱る肝の疏泄作用を改善します。
これにより、鬱々とした気分・イライラなどの情緒の乱れを改善してくれます。
また、日本人には解毒体質という毒素を溜めやすいため、この柴胡は昔から重宝されていきました。
日本人は、我慢を溜め込みやすいので、この柴胡の効能効果はピッタリと言えましょう。
東洋医学でいう、肝の働きとは??
■ 肝は、疏泄を主る。
この疏泄とは、淀みなく綺麗な流れを意味しています。つまり、気の巡りや解毒により身体の中の運行を良くする働きを指します。イメージが沸かない方は、綺麗な川をイメージしましょう。絶えず流れがあり淀みがなく、水が循環しています。反対に、ドブ川はヘドロのようになり、流れが悪くなります。
皆さんの体内は、どちらを選びたいですか?? 勿論、綺麗な川かと思います。
この綺麗な状態を維持するには、この肝の疏泄作用が大切となるのです。
【肝の疏泄作用】
① 気というエネルギーや栄養を全身に運び、調節する。
② 精神的に思い詰めないように、安定させる。塞いだ気持ちも流し、正常な判断が出来るようにする。
③ 胃腸の作用をサポートして、流れを良くし胆汁の分泌をする。
では、柴胡が配合されている漢方薬とは!?
■ 加味逍遥散
この漢方薬は、どちらもイライラを鎮めたり、ストレスを流すなどの自律神経を整える作用があります。
イライラが少ない方には、逍遙散が良いかもしれませんが、この現代社会では加味逍遥散が使いやすいでしょう。
また、夜泣きなどで自律神経が乱れている方にも良いでしょう。
授乳中でも基本的に安全に使えるため、子育て中で気が張っている方には試してみると良いでしょう。
■ 補中益気湯
この漢方薬は、元気を補う漢方薬であり、疲労感・直ぐに息切れ・食欲低下・無気力感・やる気が起きないなど、とにかく元気が乏しい状態に使います。
漢方薬の中でも栄養剤のようなイメージでも使いやすいのが特徴で、この中にもストレスを流す柴胡が含まれるので、元気がなくストレス過多には、この補中益気湯の方が良いでしょう。
まとめ
春は、五行説でいう肝が乱れやすい季節です。
この肝は、ストレスに弱いために最近では通年で弱っている過多が多くいます。
また、スマホやパソコンが当たり前となり、眼の酷使することも増えました。
肝に保管されている肝血は、眼を滋養するために弱っていると、眼にも影響します。
目がしょぼしょぼ・眼が疲れやすいなど感じていたら、早めに対応していきましょう。
以上、参考になれば幸いです。