性機能低下による勃起力の改善には、炭水化物の影響が!? 勃起不全は、食事を見直そう!!

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

男性にとって、精力の減退・勃起不全は悩ましい問題の1つでしょう。性欲の低下の原因には、虚弱体質・慢性的な疲労・過度なストレス・メタボリックシンドロームなどがあります。

虚弱体質などの身体の元気が乏しいような状態は、気虚と呼ばれます。この状態に陥ると、性欲が起きず気力が無いために、勃起不全へと発展します。また、精神的なストレスも気虚の延長戦となります。

自分自身に悪い影響を及ぼすストレスを撃退するためには、身体・心も元気である必要があるからです。

しかし、このような気虚ではなく、生活習慣の乱れからも勃起不全が起こることが知られています。

それが、メタボリックシンドロームとなります。

勃起不全の40%も、メタボが原因かもしれません!!

メタボと言えば、現代社会でも大きな問題とも言えましょう。日本人の3大死因の1つでもある脳卒中・心臓病の大きな要因にもなります。そして、これらの動脈硬化が進むと、勃起不全の原因にもなる事が判明しています。

中年になる頃に、歳だから・・・。このように、考えている場合は、もしかしたらメタボが関与しているので注意をしましょう。

健康のためにも、生活習慣を正そう!!

夏前になると、喉が渇きビールが美味しい季節でもあります。ビールがある居酒屋では、揚げ物など油を使った料理も多いため、普段よりも多くカロリーを摂取しやすくなります。また、飲み過ぎれば、二日酔いにもなり肝臓への負担も増大です。

肝臓は、臓器の中でも代謝で使うエネルギーが多いので、消費カロリーにも影響が・・・。

これでは、メタボへ一直線でしょう。

また、お酒を飲む習慣がなくても、スマホ・ゲーム多用していませんか??

スマホは、今では持っていないと不便でしょう。このスマホなどの使いすぎにより、睡眠時間が短くなっているのは、若い人たちだけではありません。きちんと、早寝早起きの習慣をする事で、朝日を浴びるとセロトニンという幸せホルモンが分泌されやすくなるので、行動的になります。

セロトニンの分泌が正しいと、夜間に寝るために出るメラトニンの分泌にも良い影響となるので、睡眠も重要な事柄でしょう。

やっぱり、一番のメタボ対策は、運動あるのみです。

適度な運動は、筋肉量の維持・代謝量のアップ・自律神経を整えストレス対策にも!!

普段、電車通勤などで運動する時間がない方は、歩く事からでも始める方がいいでしょう。楽しく、継続的に運動する事が1番となります。

メタボからの勃起不全には、食事が大きく関与!?

海外の研究では以下のような報告がされています。(ブラジルのCaio da Silva Schmitt氏らが行った非盲検ランダム化臨床試験)

低炭水化物食は、テストステロン(男性ホルモン)を上昇させ、メタボに伴う男性の性腺機能低下症である勃起機能を改善する可能性があり!!

これは、メタボ男性に対して3ヶ月間で、低炭水化物を食べるグループ・それと比較するグループに分けて評価を行いました。

その結果が、低炭水化物を食べるグループでのみ正常値に近づいた事が明らかになりました。

つまり、炭水化物を少なくすることで、性腺機能の改善に繋がるかもしれません。

まとめ

今回は、メタボリックシンドロームの男性に起こる勃起不全に対して、食事から治療をアプローチする研究でした。この記事を読み、ちょっと思い当たる方がいれば、今のうちに生活を見直していくと良いでしょう。

それが、性機能だけでなく他の病気の予防にも繋がります。

以上、参考になれば幸いです。

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参考文献:BMC Endocrine Disorders誌2023年2月2日号の報告

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