あぁー溶連菌ですね・・・。このように言われても、実際は、どんな病気!? 良く耳にする感染症とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

冬の始まり~春にかけて増えるのが溶連菌への感染・・・。
お子さんをお持ちの方は、良く聞いたことがある感染症だと思います。しかし、子供の病気というだけでなく大人も発症する事があります。

また、医者から溶連菌と言われても、風邪の1種である事くらいしかイメージは無いでしょうか。

寒くなる季節が流行しやすく、秋~春にはいつ罹ってもおかしくない感染症でしょう。
では実際に、どんな病気なのか?? 知っておくと良いでしょう。

溶連菌って、どんな病気!?

A群β型溶血性連鎖球菌と事を言います。これを、略して溶連菌と言います。
菌って言うことで、感染症の一つとなります。

感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫・タオルや食器などの接触感染となり、きちんと予防ができる感染症となります。
特徴として子供の場合は、10歳頃までに引き起こす事が多く、大人は少ない方です。

特徴としては、舌がイチゴのようにブツブツができる苺舌・高熱・発疹・のどの痛み・扁桃腺の腫れ・胃腸症状などが起きます。

多くは、抗生剤により早く完治する事が可能なために、問題はないです。
稀に、重症化すると糸球体腎炎・リウマチ熱を引き起こすので、注意が必要となります。

溶連菌の対策も、結局は予防が大切。

コロナ禍でもあって、皆さんも予防対策はできているかと思います。引き続き、手洗い・消毒・マスク生活をしていけば、かかりにくいかと思います。

また、接触感染もあるので、人の手の触れるものは消毒・洗濯を心がけましょう!!
その他にも、免疫力が低い人がかかりやすいので、体質改善などを考慮に入れるのも良いでしょう。

根本的な体質改善は、適度な運動・バランスの取れた食事・十分な睡眠など日常生活を見直す事です。
年末年始から生活の乱れが続いている場合は、ここらで1度見直してもいいかもしれませんね。

特に、在宅で一日も部屋から出ないのも、良くはありません。

窓を開け気分転換をしたり、太陽の光を浴びることも大切です。季節の変わり目は、気圧も乱れて体力も落ちがちです。自律神経の乱れから体力の低下も防ぎましょう。

東洋医学の視点から、予防策を考えよう!!

東洋医学の考えでは、『気』が重要となります。

『気』というと、なんだか急に怪しい話になってきたぞ・・・。大丈夫なの??
そう疑いが出る事もあるでしょう。

『気』というのは、色んな作用があります。皆さんの中で、一番分かりやすいのは元気という気かと思います。

元気があれば、何でもできる!!!
病も気から。など、多くの言葉がありますので、日常に意外と溶け込んでいるのが、『気』です。

この『気』の中でも、予防に必要なのが衛気という気です。
今までも触れてきましたが、防衛の気を指します。

衛気を理解するのに、一番分かりやすいのは漫画・アニメです。
ドラゴンボールやHUNTER×HUNTERで、身体の周りにオーラが出ているを見たことは無いでしょうか??

もっと昔の作品では、北斗の拳なんかが分かりやすいかと思います。
つまり、身を守るオーラ=衛気だと考えてください。

これが、東洋医学においては存在します。そして、皆さんも一度は夢見た気(オーラ)を持っています。
ちょっと、胡散臭いでしょうが、アーユルヴェーダ・東洋医学では、当たり前となります。

目には見えないですが、この衛気により知らず知らずのうちに、病気・病邪が身体へ侵攻してくるのを防いでくれているのです。

高齢者や虚弱の方が風邪を引きやすいのは、この衛気の低下が原因の1つでしょう。

その衛気を高めるには、どうすればいいのか??

予防と同じく生活の改善が大切です。ただ、それができない・・・。すでに、病気がある方もいるかと思います。

その場合は、体質改善が一番の近道かと思います。鍼灸治療・漢方薬がおすすめになります。
また、そこまで健康に問題ない方なら、ストレスだけに注意して下さい。

ヨガや太極拳なども良いでしょう。
漢方薬・鍼灸の場合は、体質に合わせての治療が一番ですが、衛気を高めるものも紹介しておきましょう!!

黄耆の入った漢方薬がおすすめ。

有名なところで言えば、補中益気湯でいいでしょう。
その他にも、黄耆建中湯・玉屏風散などがありますね。

基本的に、補法という治療のため、健康食品の上位互換または医療バージョンだと思って貰えると分かりやすいかなと思います。

しかし、人によっては他にも原因があるので、総合的な判断が必要となります。
例えば、血虚・瘀血・陰虚なども考慮に入れることです。

今回は、無難な漢方薬として、補中益気湯を挙げています。
何度も触れたことがありますが、良く出来た処方であり使いやすさがありますね。

補中益気湯は、現代の生活にあった漢方薬の1つかと考えられます。
慢性疲労・疲れいやすい・痩せすぎなど身体が虚弱状態である気虚に、柴胡などのストレスを流す生薬も含まれています。

そのため、身体が弱って、抑うつ感などの精神的な症状にも効果を示します。
現代社会は、仕事・対人ストレスだけでなく、環境(気圧・寒暖差など)ストレスも身体へ大きな影響を与えます。
その予防にも、オススメでしょう。

まとめ

まずは、普段の予防と生活改善が第一です。そこを、心がけましょう!!

その他に、もし取り入れるのであれば黄耆の入った漢方薬がおすすめです。
その代表として、補中益気湯はいかがでしょうか。

実際に、補中益気湯は年間でも処方する事が多くあり、やはり現代には合う漢方薬だなーと実感しています。
これからも、乾燥や寒い日も続き、風邪も引きやすくなるので、身体を大切にしないといけない季節です。

もし、私生活の改善が難しい場合は、漢方薬も1つの手段のため念頭に入れるといいかと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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