
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
皆さんは、水いぼ!!
このような出来物をご存じでしょうか!?水いぼと似ているのが、ヘルペスウイルスなどがありますね。
水いぼも同じで、ウイルス感染(伝染性軟属腫ウイルス)により、皮膚や粘膜にできる小さないぼが生じます。
特に、子どもに見られる疾患ですが、大人でも生じるので知っていて損はないでしょう。
特徴として、小さな水ぶくれのような見た目であり、手足・顔・背中など身体のどこにでも生じる事があります。
このウイルスは、非常に感染力が強い!!
そして、人から人へ移す為に感染したらケアが大切となります。
先ほども触れたように、子供に罹りやすい理由には、免疫力がまだ十分に発達していないためです。
そのため、保育園~小学校などは特に流行しやすい可能性があります。
基本的には、自然治癒しますが、放置すると数が増える事も・・・。
また、大人では顔・首・腕などの肌の薄い部分にできることが多い傾向です。
水いぼは、見た目の割に痒みなどを伴わない湿疹であり、気が付いたら出来ている事があり、場合によっては炎症が強く赤み・痛み・不快感を感じることもあります。
見た目に見えやすい所に出来やすいので、気になる方は早めに処置する事が大切でしょう。
水いぼができる原因とは!?
ウイルス感染症である事は触れましたが、実はこの水いぼは人にのみ感染します。
では、このウイルスはどのようにして人から人へ感染しいていくのでしょうか。
その答えは、直接的な接触・感染者が使用した物からの間接的な接触感染となります。
特に、皮膚に傷があると、そこからウイルスが侵入しやすいために、プールなどでは感染リスクが高くなります。
しかし、プールの周りが最もリスクが高いので勘違いはしないように。
プールは常に一定の塩素濃度で消毒されているために、細菌・ウイルスによる感染源にはなりにくいのです。
そのため、プールサイド・更衣室・共用タオル・敷マットなどの方が感染リスクが高くなります。
水いぼの一般的な治療方法とは!?
① 経過観察
基本的に自然に治ることがあります。
特に、子どもの場合は免疫力が徐々に高まるため、自然治癒する可能性が高い傾向にあります。
しかし、症状によって拡がってきたり、悪化する際には放置しないようにしましょう。
② ピンセットによる除去
ピンセットでつまみ、引き抜く方法です。
しかし、完全に除去できない可能性もあり、再発する恐れも・・・。
③ 冷凍凝固療法
液体窒素を使用して水いぼを滅する治療法です。
普通のイボでも使われたりするので皮膚科で処置されますね。
この方法は、ウイルス性のいぼに対して効果的であり、繰り返し発生する場合には選択肢にも入れましょう。
この方法は、液体窒素を直接当てて凍らせて細胞を破壊します。
その患部は、もちろん治療後なのである程度の痛みを伴います。
この患部は、やがて水疱(すいほう)⇒かさぶたに変わり、自然に剥がれ落ちます。
この過程で新しい健康な皮膚が再生されるため、水いぼは次第に消えていきます。
詳しいことは、専門の皮膚科でお聞きする事が良いでしょう。
④ 抗ウイルス軟膏を塗布
銀イオンを含有する水いぼクリーム・軟膏を患部に塗布する方法があります。
銀イオンは抗ウイルス作用を持っており、ウイルスの増殖を抑える効果が考えられます。
気になる方は、まずはこちらから始めるのが比較的にカンタンです。
1日に数回塗布することが多いうえに、根気よく継続することが大切ですね。
⑤ 最後に、漢方薬の使用
ウイルス性疾患であり、免疫力が低い事が根本的な原因であれば、そこを改善すれば良いと言うことですね。
そのため、まずは免疫を高める補気薬を服用すると良いでしょう。
これにより、水いぼだけでなく風邪などの細菌・ウイルスにも強い身体を作ってきます。
気の概念の1つには、衛気作用です。
これは、防衛する元気つまり力の事を言います。これが充実している人は、感染症となる原因が身体に入ってくるのを防衛してくれます。
身体の中に、SECOMやアルソックがいるようなものです。非常に、安心ですね。
また、アニメ好きなオーラみたいなイメージで良いでしょう。
この衛気作用を期待するときに用いる生薬が黄耆です。
黄耆は、その他にも化膿性疾患などの排毒作用・免疫力を高める補気作用なども含まれるために、黄耆建中湯・補中益気湯などの漢方薬がオススメですね。
また、それだけだと治りが遅くなる場合には、抗ウイルス作用のある板藍根・金銀花などを加味すると良いかと考えます。
まとめ
まずは、感染しないようにするようにしましょう。
つまり、直接的な皮膚の接触・タオルなどの間接的な感染を予防しましょう。また、他者への移さないように心がけよう!!
・ 手洗いを忘れない
・ タオルや洗面用具などを共用しない
・ 水いぼができている部分を触らない(破裂させないため)。
もし、破裂してしまったり、患部を触ったら必ず手洗いはしましょう。
その手で他の部位・共有物に触れると、感染を拡げてしまうことも・・・。
1番は、清潔に日々の生活を行う事が重要ということですね。
以上、参考になれば幸いです。