夏終わりの体調不良には、十全大補湯で解消しよう。秋の健康維持の秘訣とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

お盆も過ぎ、夏の終わりも感じる季節。
そんな時に、夏の疲れにより夏バテ・肌荒れ・食欲不振なども起こりやすくなります。

夏の疲れには、気の不足だけで無く、夏で消耗した陰液(血・津液)も関わってきます。
そのため、この時期には気血を補う食材や漢方薬が重要になっていきます。

ここで、自身の健康状態を見直すと乾燥・寒暖差が強くなる秋に対しても上手く乗り越えることが出来るでしょう。

では、これらを補うには何をすればいいのか!?

この答えは簡単で、規則正しい生活をする事です。
夏はイベントも多く飲み会での暴飲暴食・夜更かし・寝苦しい夜での睡眠不足なども起こしてはいないでしょうか。

そこを、上手に整える事が1番の解決法と言えるでしょう。
しかし、それが難しい・・・。手っ取り早い方法はないの!?

このような考えに至る方は多いでしょう。
そんな時には、気陰を補う漢方薬を取り入れましょう。

オススメは十全大補湯!!

代表的な漢方薬としては、十全大補湯・八珍湯・補中益気湯・四物湯・黄耆建中湯などがあります。
中でも十全大補湯が、バランスの取れた漢方薬です。

十全大補湯は、補中益気湯の気虚を改善だけでなく、血虚という症状も改善します。
血虚とは、西洋の血液だけでなく、身体を潤す作用など大きな意味を持ちます。

また、『十全』は完璧なものという意味もあり、年齢を重ねた方のあらゆる部分をカバーしてくれる意味があります。
このタイプは、顔色はさほど悪くなく、食欲の低下、倦怠感を訴える人です。

補気・補血作用に優れた漢方薬であり、身体が虚弱気味であれば服用しておくと滋養してくれます。

まとめ

十全大補湯は、お酒とも相性が良く薬酒としても万能です。
お酒の効果により、血流がアップして吸収もはかどると言われます。

お酒が苦手な方は、胃腸が冷えると良くないので白湯・温かい飲み物が良いでしょう。

十全大補湯には、四物湯が配合されているため、夏の紫外線で傷ついた肌・髪の回復にも使えます。
秋に風邪を引きやすい方には、今から備えられる漢方薬かと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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