冬魚であるアンコウには、身体を元気にしてくる栄養素がいっぱい。特に、あん肝を食べるべき理由とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

冬の定番料理と言えば、鍋料理!!
そして、その一つにアンコウ鍋がありますね。

古くから東西の冬の魚として有名なアンコウ!!
背骨以外は、すべて食べることができる魚であり、捨てることがないとも言いますね。

身近な食べる所としては、あん肝である肝臓の部分は、ビタミン類・不飽和脂肪酸を豊富に含み栄養に富んでいます。

また、その身は約85%が水分であり低カロリーで良質のたんぱく質を豊富に含みます。ちなみに、この水分により身が柔らかくぷるぷるしているので、まな板でさ捌くことが難しく吊るし切りで捌かれます。
ひれ・皮には、コラーゲンが多く、美肌にも良いでしょう。

アンコウの効果とは!?

■ 美肌効果

ひれ・皮には、コラーゲンが豊富!!
特に、コラーゲンは真皮の部分に含まれ、真皮全体の約70%を占めています。
コラーゲンを食べる事で、体内のコラーゲン合成が活発になります。そのため、コラーゲンを食べると肌へ張り・弾力を与えます。

また、あん肝に含まれるビタミンAは、皮膚・粘膜を構成する上皮細胞をつくり、その機能維持に欠かせない成分でもあります。

秋~春にかけては、乾燥時期のため粘膜が薄くなりやすいので、欠かせない栄養素でしょう。

■ 記憶力・学習能力の向上

あん肝に含まれるDHAは、脳を活性化する働きがあります。
DHAは、神経細胞の発育を活性化させるので、神経細胞の塊である脳の機能維持に重要な役割を果たしています。

このDHAには、血管壁の細胞膜を柔らかくする働きがあるため、血流を改善する効果も!!
つまり、血管の弾性を高めるので血流改善だけでなく高血圧の予防効果も期待できます。

また、DHAは悪玉コレステロール・中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。
生活習慣病である動脈硬化から生じる脳梗塞・心筋梗塞・高血圧・高脂血症などを予防できると考えられています。

■ 老化予防にも

美肌効果だけでなく、あん肝に含まれるビタミン類の中でも抗酸化力が非常に強いビタミンE・ビタミンAも豊富に含まれています。

人は絶えず受けるストレスから身体の酸化が進みます。
この酸化の原因である活性酸素を抑えてくれるために、老化予防だけでなく活性酸素による生じる病気も抑えます。

まとめ

冬の味覚であるアンコウは、身体を滋養だけでなく生活習慣病にもオススメでしょう。
しかし、あん肝にはプリン体も多いので食べ過ぎには気をつけましょう。

アンコウは、栄養に富んでいるので、東洋医学でいう気虚の方にも良いでしょう。
気虚とは、元気が乏しい状態で、食欲不振・風邪を引きやすいなど虚弱体質を含みます。

これからは風邪の季節のため、身体の状態を高めて予防していきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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