はーい。こんにちわー。
元気堂です。
5月に入り、ゴールデンウィークとなり、春の疲れが出ている所でしょうか？？ 人によっては、旅行などもありリラックスする旅も考えているでしょう。旅行中は楽しくても、帰宅後グッタリ・・・。
そんな時に注意して欲しいのが、ヘルペスウイルスとなります。誰もが一度は、経験した事はあるのではないでしょうか？？ 基本的には、子供の時に水疱瘡が初めてのヘルペスウイルスの症状でしょう。
■ 水疱瘡（みずぼうそう）とは？？
水痘・帯状疱疹ウイルスの感染で起こります。感染力は強く、咳やくしゃみによる飛沫感染と、水疱から出てきたウイルスに触れる接触感染で感染を広げます。そのため、基本的にはカサブタになるまでは感染する恐れがあります。冬から春にかけて感染が多くなりますが、1年を通してかかる可能性はあります。
また、一度かかると体内の神経節で暮らし始めるのが、ヘルペスウイルスの特徴です。免疫力が下がると、帯状疱疹や口唇ヘルペスが出る事があります。諸説ありますが、免疫が下がった宿主から避難するために、体表面に出てきて他の宿主へ感染するためとも言われます。そのため、日々の健康を維持が予防にも繋がります。
症状の特徴としては、赤い斑点状の紅斑(こうはん)・虫刺されのような丘疹(きゅうしん)が始めに起こり、その後急速に水疱にかわります。多くは、2日から3日のうちに水疱からカサブタになります。しかし、新しい発疹が次々と出てくるので、色々な皮膚症状が混ざった状態となります。
他にも全体症状として、倦怠感・痒み・痛み・発熱が起こります。
注意点としては、感染を広げないためにも自宅で安静にすることです。また、痒みがあっても潰さないようにすることです。跡に残ってしまう事もあるので、なるべく触らないようにしましょう。
■ 単純ヘルペス（口唇ヘルペス）とは？？
口唇ヘルペスは、唇を含め口の周囲に小さな水ぶくれができます。単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。
水痘・帯状疱疹ヘルペスと同じく、感染力があるので家族間での感染が多くなります。再感染や再発を繰り返すことが特徴で、年に１～２回程度再発する場合が多いと言われます。
単純ヘルペスウイルスには、1型・2型の２つのタイプがあり、1型は口唇・顔面などの上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。
現代社会では、衛生状態が良くなっており、意外と抗体をもっている人が少なく、高齢になるほど抗体を持っています。また、大人で始めて感染すると稀に重症化する恐れもあります。
どんな時にヘルペスに罹りやすいのか？？
ヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労・風邪・紫外線・胃腸障害・ストレスなどの免疫力が低下している時になりやすいでしょう。また、女性では月経前に再発することも多い傾向です。
ヘルペスの症状で、水ぶくれが生じている時には、注意が必要です。その中には、たくさんのウイルスがはいっており、これらに接触または自分自身が患部に触れて、他の部位をさわることで、そこから感染させる事もあります。
ここで、学ぶべき事は、ヘルペスが出ている事は自分自身の免疫が低下している事を指しています。つまり、身体に無理がたたっている状態です。
ゴールデンウィーク明けには、注意しよう！！
4月の疲れを持ち込んで、頑張って旅行すると帰ったときにヘルペスが出てしまうかもしれません。
ゴールデンウィーク中にも無理は禁物！！ 疲れている時には、やはり休息が必要です。
基本的には、バランスの取れた食事・十分な睡眠・適度な運動など生活習慣を正しておくことが大切です。
まとめ
基本的には、1度は罹っているために重症化する事は少ない疾患です。
ヘルペスウイルスは感染力が高いので、注意は必要でしょう。しかし、罹ってしまったら、身体が弱っているサインです。生活習慣の改善のチャンスとも言えましょう。
病気だからなりたくないとは思いますが、早めに健康状態を知る機会なので、再発しやすい方は私生活を見直すと良いでしょう。
また、私生活の乱れがなくても、身体の元気不足で起きやすくもなります。身体を守る衛気が低下しているかもしれません。その際は、黄耆・人参のような補気薬が入った補中益気湯などを継続して飲み、体質改善を試みましょう。
以上、参考になれば幸いです。
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