凍り豆腐を食事に取り入れて、満足感がある糖質制限が可能に!! ダイエット・生活習慣病には、スーパーフードの訳とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

皆さんは、凍り豆腐というのは、ご存じでしょうか?? 一般的なイメージだと高野豆腐を指します。この凍り豆腐は、豆腐を屋外で凍らせて乾かした豆腐のことをいいます。

よく耳にする高野豆腐は、高野山で生まれたものをさし、信州や東北地方の農村地帯で生まれた凍み豆腐があります。このふたつの総称が凍り豆腐と呼ばれています。この2つは、若干の違いがあり、凍み豆腐は自然乾燥し高野豆腐はお湯をかけて溶かし、水を絞って乾燥させます。

そんな凍り豆腐は、食べて満足感を得られるため、最近ではご飯・パンの代換えでダイエットにも用いられています。もともと、豆腐でありタンパク質が豊富なのも特徴があります。

そんな凍り豆腐は、実は多くの栄養素に含まれており、免疫力にも影響しています。

凍り豆腐がもつ、栄養ポテンシャルとは??

■ 大豆イソフラボン

大豆イソフラボンとは、ポリフェノールの一種であり、女性ホルモンおエストロゲン似た構造を持っています。そのため、ホルモンバランスが崩れがちな女性には、オススメでもあります。また、更年期を迎えた女性の頭痛を緩和させる働きがあると報告されています。

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その他にも、大豆製品である味噌汁・豆腐を毎日取る方には、乳癌のリスクも低下するという事も知られています。

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 マンガン ・ カルシウム

荒野のガンマンなら分かりやすいですが、マンガンはあまり聞いた事無いかもしれません。マンガンは、ミネラルの一種であり、骨の生成・体内において多くの酵素の構成成分となったりと、健康維持には必須のミネラルの1つでしょう。

カルシウムは、最も知られているミネラルで骨には必須である事はご存じでしょう。また、カルシウムは骨だけでなく、血液・筋肉などにも使われるので、重要な役割をしています。

■ レジストタンパク質

レジスタントタンパク質?? これは、一体何者なんでしょうか。 このレジストタンパク質は、体内の消化酵素で分解されにくいため消化吸収されにくいという特徴があります。そのため、食物繊維に似た働きを持っているため、悪玉コレステロール値を下げる事が判明しています。

また、エネルギーの代謝を促す働きを持ちます。

食事から糖や脂質などをエネルギーとして代謝する事で、日々の生活が行われています。そして、エネルギー過多になったときに、皮下脂肪・内臓脂肪としてエネルギーが貯蓄されます。

このエネルギーに代謝する時に深く関わっているのが胆汁酸です。レジストタンパク質は、腸管内で胆汁酸と結合し排出する働きがあると考えられています。そうなると、胆汁酸は不足し、より多く作り出さなければいけません。つまり、レジストタンパク質には、胆汁酸をより分泌を促す働きがあると言われます。

しかし、胆汁酸が多く出る事って何がいいのか?? このような疑問も持つ方もいるでしょう。

胆汁酸には、脂肪の消化・吸収を助けるという役割がある上に、食事が行われた事を伝え、エネルギー代謝を亢進する役割があります。

また、新しい胆汁酸の方が、この伝える力が強いと考えられています。古い胆汁酸と結合するレジスタントタンパクは、この働きも促進させます。これにより、エネルギーを消費しやすい体になりやすくなります。

凍り豆腐を食べると、抗酸化・抗がん・抗ウイルス作用が高まる!!

凍り豆腐には、サポニンという高い抗酸化作用を含み、血中脂質の酸化を防ぐ働きがあります。このサポニンは、余分な脂肪や糖質の吸収スピードを遅らせる働きもあります。つまり、糖尿病・高脂血症に効果があり、動脈硬化や肥満を防ぐと考えられています。また、レシチンという物質も含まれ、肝臓の機能を高めるので脂肪肝の予防にも良いでしょう。

先ほど記述したレジストタンパク質によって、IFN-γ(インターフェロンガンマ)がたくさん作られることが判明しています。このIFN-γは免疫賦活作用(免疫機能を活性化させ,低下している防御力を増強させる)があります。IFN-γは、T細胞・NK細胞から分泌されるもので、白血球による炎症を強化する作用をもち、マクロファージや樹状細胞を刺激して貪食殺菌させる作用も促します。これらの効果により、抗ウイルス作用や抗がん作用が期待されているのです。

まとめ

凍り豆腐が栄養価も高く、健康にも良いことが知られるようになりました。正月から体重が減らない方は、凍り豆腐を試してみると良いでしょう。

凍り豆腐100g(6.7枚)あたりの糖質量は0.8gに対して、白ご飯1杯分(150g)の糖質量は55.2g、食パン1枚(60g)の糖質量は26.6gになります。

凍り豆腐は、水分を含むとかさが増すため、6.7枚を食べたらお腹いっぱいでしょう。食事も満足感を維持して、糖質制限を考えているならオススメ食材となります。

その上、レジストタンパク質が食物繊維に似た働きがあるので、体内の掃除にも良く、腸の状態も良くします。毎日でなくても、食事に取り入れることは健康にも繋がるでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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