リンゴを食べて、風邪知らずの体質へ。 リンゴの意外と知らない効能・効果とは!? 

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

寒くなってくると、スーパーなどでも目にするのが、リンゴです。現在では、APPLEのロゴの方がよく見かけるかもしれませんね。リンゴの格言といえば、An apple a day keeps the doctor away という言葉があります。

日本語訳では、リンゴ1日1個食べると、医者は要らなくなるよ!! といった意味となります。

そうなると、最高の果実かと思われます。しかし、医者にとっては、禁断の果実と呼ばれるかもしれません。

今回は、そんなリンゴについて話していきたいと思います。

リンゴ1個で、医者いらずの理由とは??

リンゴの成分の多くは、ブドウ糖などの糖質です。また、あのみずみずしさから、水分が多いことも分かるでしょう。80%以上が水分で出来ています。

リンゴ酸・クエン酸といった酸味も豊富のため、疲労の回復・食欲増進などにも優れます。

皆さんは果物=ビタミンが豊富というイメージは持っていませんか??

しかし、リンゴの特徴の一つに、ビタミンが少ない事です。その代わりに、ペクチン・カリウムが含まれているのです。

■ ペクチンは、善玉菌に働き繁殖を促します。そのため、整腸作用をもたらしてくれます。下痢の時には、リンゴを食べた方が良いというのは、この事から来ています。

■ カリウムは、体内の余分なナトリウムつまり塩分の元を外に出す作用があるので、血圧・浮腫に効果があります。

これからは、風邪が流行る季節なので、病後や食欲ない時にリンゴを常備していても良いかもしれません。

東洋医学的には、リンゴはどう見るのか??

リンゴは、清熱瀉火類に分類されます。大まかな意味で、熱を取り去ったり抑えるといった意味となります。

■ のどの渇き・空咳・二日酔いなどの咽頭炎・咽頭の粘膜が弱ったときに使用されるので、冬の乾燥時期にはもってこいの果実です。

■ 下痢・便秘・消化不良などの胃腸機能の低下にも用いられます。アップルパイなどで、身体を温めるシナモンと一緒に用いられるのは、身体を滋養する上でも相性が良いと考えられます。

そんなリンゴで注意しないといけないのが、アレルギーです。

リンゴは、何科の植物か? ぱっと答えられる方はいるでしょうか??

意外と難しい質問かもしれませんね。

実は、バラ科の植物となります。その他にも、このバラ科目の果物は身近にあります。

イチゴ・桃・あんず・びわ・梨・ラフランス・サクランボ・梅など一般的な果物です。意外と加熱処理をしていると問題のない方もいます。ですが、アレルギー持ちの方は、おすすめ出来ないのでご注意を。

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バラ科アレルギーなら、どうしたらいい・・・・。

バラ科以外にも、旬な食べ物であるミカンなどは補陰作用や食物繊維もたっぷりであり、オススメです。基本的には秋冬の作物は、乾燥に対する働きを持つために、滋陰してくれます。また、ビタミンCも豊富であり、免疫力も高めるので、リンゴでなくても食事に取り入れる事が大切でしょう。

もし、自炊や果物をたべる習慣がない場合には、手頃な所としては麦門冬湯という漢方薬が良いでしょう。

■ 麦門冬湯

咽頭・喉頭が枯れやすく、強い咳があったり、痰が絡む物に使用されます。しかし、特徴としては潤す事により、それらの症状を抑える働きがあります。

この滋陰作用により、喉の炎症などにも応用されたり、人参や大棗など胃腸の機能を高めるため消化機能を補います。

まとめ

リンゴに含まれるペクチンは、水と油の両方になじむ性質があります。そのため、コレステロールを排出してくれます。また、肝臓で代謝されてもなお、肝臓でのコレステロールを作り出す働きを抑えてくれます。

一番効果的に、ペクチンを作用させたい場合には、脂質のある食べ物と一緒に食べる事です。

食事からコレステロールの改善を見直す場合は、食後のデザートにリンゴを取り入れるといいでしょう。

お酒飲みの方も、二日酔い防止にも使えますので取り入れていきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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