ホットドリンクでも、身体を冷やす!? 真冬に飲むべき、身体の芯からホットにするドリンクとは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

年末年始を家で、ぬくぬくと過ごしていた方には、外に出ると厳しい時期かと思います。日差しがでれば、ある程度の暖かさを感じますが、どんどん冷え込むので防寒する一方かと思います。

この寒さは、身体の熱を奪うため、身体の機能を抑制する働きがあります。健康な方であれば、自分自身で熱を作り出す事ができるため、この寒さに対応できます。しかし、様々な原因により、それが出来ずに、身体が冷え込み悩む方も多いのではないでしょうか。

最近では、夏でもクーラーが当たり前となり、季節に関係なく、慢性的に冷えを感じている人も多くいます。このような場合には、体質改善といった根本的な治療がお勧めとなりますが、直ぐにでも冷えを予防したい!!! そのような方へ簡単に取り入れられる方法を紹介していきましょう。

身体をポカポカにする飲み物を選ぼう!!

 身体を温めるために、ホットドリンクを飲む事が増えているかと思います。

ですが、そんなホットドリンクの中にも、身体を冷やす飲み物が存在しているのです。

それは、カフェインを含む飲み物。

ホットコーヒー・緑茶などは身近な飲み物であり、毎朝飲んでいる方も多いのではないでしょうか。1~2杯程度であれば、特に問題はありません。しかし、やはり多く摂取するのは注意が必要です。

含まれるカフェインには、少量であれば血行促進に働き、冷えを改善すると言われます。しかし、多く摂取することで、自律神経の乱れをおよぼし悪影響となります。また、カフェインと言えば利尿効果です。これは、排泄としては大切な役割ですが、身体の熱も外に出ています。

真夏で体内に蓄熱している際には良い影響ですが、真冬だと真逆の効果となります。時期によって、飲み方を変える必要がありますね。 

お酒も、種類や飲み過ぎで冷えを助長する!!

お酒と言えば、身体を温めるため、寒さ対策には良いイメージがあるでしょう。寒い環境で住んでいる人は、強いお酒を飲む。そんなイメージはないでしょうか?? 

確かに、少量のお酒は身体を温めるでしょう。日本でも、熱燗・焼酎のお湯割が存在します。お酒もカフェインと同じで、飲み過ぎれば利尿効果により熱を外に出してしまいます。また、胃腸の機能が低下するため、栄養を吸収する力も低下します。その上、アルコールを分解する時に、身体のエネルギーとなる糖を消費する事も原因の1つでしょう。

これらによりエネルギーが低下すると、身体を温める作用も低下も低下します。そのため、飲み過ぎには注意しましょう。

それなら、飲み過ぎなければいいんだよね?? このような考えを持つ方もいるでしょう。確かに、飲み過ぎなければ、身体を温めるので問題ない!! このようにお答えしたいのですが、お酒の種類によっては、そうはいきません。

冷え対策を考慮にいれるのであれば、日本酒・ブランデー(ワインを蒸留した物)がオススメと言われます。

基本的に、お酒である他の蒸留酒も確かに身体を温めます、しかし、酔いが醒めるとかえって冷やす作用があるため身体を冷やす働きがあると分類されます。

それなら、ホットな飲み物を教えてくれぇーーーー!!

あくまで、趣味嗜好もあるので参考程度に紹介していきましょう。

 ホットココア 

コ・・・ココア!? いやいや、カフェインじゃん。 何を言ってるんだよ!! このように思われるかもしれませんが、ココアに含まれるカフェインは、コーヒーよりも少ないのです。

例えば、100mlのコーヒーに含まれるカフェイン量は60mgに対し、ココア100mlに含まれるカフェイン量は10mgほどと言われます。なんと1/6の量となります。

確かに、カフェインを含むココアは、身体を冷やすでしょう。しかし、含有量の少なさや他に含まれるミネラル・カカオポリフェノールなどの身体を温め血行促進する成分も豊富とされます。

そのため、ホットココアはおすすめの飲み物となります。 

 ルイボスティー 

妊娠中の飲み物としては有名なのが、このルイボスティーです。ノンカフェインであり、身体を温める栄養が豊富です。また、リラックス効果により自律神経でも副交感神経を優位にさせます。

日中は、交感神経が優位なため、休憩時はオススメですね。また、就寝前にも身体を温めつつ、その効果を発揮する事で心地よい睡眠へ誘ってくれるでしょう。

■ 生姜湯 

加熱された生姜に含まれるショウガオールがジワジワと身体を温めます。ホットにする事で、身体の芯から温まるのが早まり、寝る前や出勤前に飲めば、寒さ対策にはバッチリでしょう。

ちなみに、生の生姜だとショウガオールでなく、ジンゲロールとなります。確かに、身体を温めますが、発汗を促すために解熱作用が強くなります。

そのため、出来ればショウガオールである加熱された生姜の物が良いでしょう。 

まとめ

意外と身体を温めるイメージの飲み物が、逆に身体を冷やす働きがある事に驚いたのではないでしょうか。特に、ビールは胃腸を冷やすので、飲み過ぎには注意しましょう。日本は、キンキンに冷やしたビールが出るので、冷やす力が倍増します。

私も台湾の先生から、よく注意を受けていました。経験上、飲んでもいいですが、その分食べ物は鍋などの温かい食事にすることが大切です。

また、先ほど紹介したココアやルイボスティーに、牛乳を用いるのも良いでしょう。牛乳にはタンパク質が豊富で身体を温めます。

ホットドリンクを使って、上手に冬を乗り切りましょう!!

以上、参考になれば幸いです。

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