はーい。こんにちわー。
元気堂です。
ビタミンDの摂取で、自己免疫疾患を予防する!?
海外で、そんな報告がされています。
これは、アメリカの研究で明らかにされました。今回の研究では、ビタミンDと海産動物由来であるオメガ3脂肪酸、本当に自己免疫疾患のリスクを低下させるのかを実験しました。
調査には、ビタミンDを摂取するグループ・偽薬(プラセボ)を摂取するグループ・オメガ3脂肪酸を摂取するグループに無作為に分けて行われます。
そして、その調査期間は、なんと5年間!!なかなか長期にわたって行われてきました。
この5年間の間、調査参加者は新らしく自己免疫疾患を発症した場合は、すべて報告し記録されます。
その結果は、なんと・・・。
5年間のビタミンD摂取で、自己免疫疾患は22%の減少!!
また、オメガ3脂肪酸においても15%の減少という事が判明致しました。
そもそも、自己免疫疾患って、何?
人は、誰しもが免疫機構があります。その免疫が、自分自身を攻撃してしまう事を言います。
代表的な自己免疫疾患には、リウマチ・全身性エリテマトーデス・バセドウ病・橋本病・多発性硬化症・溶血性貧血などがあります。
いまだに、そのような以上が起こる原因は不明ですが、遺伝・感染症・薬剤など多くの原因があるとされます。
原因が分からないなら、どうしたらいいの??そう思う方は、予防としてビタミンDあるいは、オメガ3脂肪酸を摂取すると良いでしょう。
今回の研究で、ビタミンDとオメガ3脂肪酸は、副作用が少なく栄養補助食品として重要であるとしています。
ただし、注意点も必要です。
ビタミンの中でも、ビタミンDは脂溶性であり身体に蓄積する可能性があるので、以下のような症状の場合は、一時中止も考えましょう。
下痢・嘔吐・食欲不振・高カルシウム血症(腹痛・筋肉痛・動悸・不安など)
オメガ3脂肪酸も同様で、下痢・吐き気・出血傾向があれば、取り過ぎかもしれません。
おすすめの食材は、サンマ・サバなどの青魚!!
ビタミンDもオメガ3脂肪酸も両方含まれているので、小まめに摂取する良いでしょう。
魚が苦手・・・。調整するのが面倒・・・。
そんな方はサプリメントなども考慮にいれましょう。
まとめ
普段からバランスの取れた食事を取れていない方は、簡単に取り入れられる一つの手段です。
ビタミンD・オメガ3脂肪酸を取り入れて、健康増進をしてみては、いかかがでしょうか??
とはいっても、日頃の健康は、睡眠・食事・運動が一番です。
上手く出来ない時は、サプリメントも上手に使って行くと良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:BMJ誌2022年1月26日号
漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)