コロナウイルスを見つめ直して、今後も風邪に控えよう!! 公衆衛生の見直しを。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ようやく普通の生活に戻りつつありますが、新型コロナウイルスの影響は、まだまだゼロとはいきません。
罹患してしまうと、5類感染症のため症状が治まっても、隔離期間が存在しています。

そこで、コロナウイルスの歴史について知っておくことで、また訪れるかもしれないパンデミックに備えていきましょう。
今年は、インフルエンザウイルスにかかっている方も多いので病気を知っておくことには損はないかと思います。

いまさらながら、コロナウイルスとは!?

元々、コロナウイルスは、風邪の病原体として人へと広く蔓延している4種類・動物から感染した重症肺炎ウイルス2種類が知られています。
つまり、コロナウイルス自体はあまり聞き馴染みがなかっただけで、昔から風邪の原因として存在してるという事ですね。

人に感染する4種類のコロナウイルスは、HCoV-229E・-OC43、-NL63、-HKU1という型番がいます。
普段、ふとした時に罹っています風邪の10~15%(流行期35%)は、これら4種のコロナウイルスを原因ともいわれます。

そのため、冬場などの乾燥時期では、ほとんどの子供が6歳までに感染を経験しています。
人類の多くは、コロナウイルスに罹ってきているという事になります。
何回も罹ってしまいますが、軽度の風邪であったので、聞き馴染みがなかったウイルスだっったのです。

コロナウイルスは、10年に1度で大きな影響が!?

■ 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス

まずは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルスであるSARS-CoV(サーズ)ですね。
これは、コウモリのコロナウイルスが人に感染して重症肺炎を引き起こすようになったと考えられています。
そして、人から人へと伝播しました。

また、2002年に中国で発生し、2002年11月~2003年7月の間に30を超える国や地域に拡大し猛威を払いました。
致死率も9.6%であり重症の肺炎を起こっています。
中でも、スーパースプレッダーと呼ばれる1人から十数人に感染を広げてしまう例も・・・。

キクガシラコウモリに感染していることが確認されている。ヒトからヒトへの伝播は市中において咳や飛沫を介して起こり、、心臓病、糖尿病等の基礎疾患を前もって患っていた人であった。子どもには殆ど感染せず、感染した例では軽症の呼吸器症状を示すのみであった。2003年以降、ヒトへの感染は見られない。

■ 中東呼吸器症候群コロナウイルス

中東呼吸器症候群コロナウイルスは、MERS-CoV(マーズ)と呼ばれて、サーズの再来を思わせました。
ヒトコブラクダに風邪症状を引き起こすウイルスが、人へ感染する事で重症肺炎を引き起こすと考えられています。

この最初の感染は、2012年にサウジアラビアで発見され、致命率34.4%とサーズよりも恐ろしい病気である事が分かります。
これまでに27カ国で、2000人以上の感染者がWHOへ報告されています。
一般のサウジアラビア人の0.15%が。このMERSに対する抗体を保有していることが明らかになり、多くの方が感染の経験があると考えられています。

そのため、ウイルスに感染しても軽い呼吸器症状・不顕性感染で済んでいるとわかっています。
重症の既往歴・高齢者などは注意が必要とされています。

■  新型コロナウイルス

そして、今回のCOVID-19という新型のコロナウイルスの登場です。
2019年に発見され、世界的に猛威を振るった事も記憶には新しいでしょう。

2021年9月までに、世界で感染が確認された人は2億2千万人、死亡者は455万人という桁違いの猛威を振るいました。今現在も、感染者はいるのでその数は増えている傾向ですね。

また、重症の肺炎を起こすだけでなく、呼吸器症状の他に、高熱・下痢・関節痛・味覚障害等の多くの症状が現れました。怖い事に、健康な方でも重症となったり、死亡例が出た事も印象的でしょう。

公衆衛生の基礎である手洗い・消毒・うがいを忘れずに!!

コロナ禍で身についた習慣を継続する事が大切となります。
現に、インフルエンザは冬での流行は当たり前でした。しかし、コロナ禍ではそれ以前よりは流行している感じがしません。
私も救急で薬剤師の仕事をする事がありますが、コロナ流行前はリレンザ・タミフルばかり説明していました。

これが公衆衛生をしっかり行うことで、インフルエンザにかかる事がかなり低下したように感じます。
コロナ禍と比べて飲食店・観光地に行くことで不特定多数の方に会う事も増えるので、最低限の予防として心がけると良いでしょう。

まとめ

どうでしょうか!?

2002年・2012年・2019年~2023年と、おおよそ10年ごとにコロナウイルスが人へ大きな影響を与えています。
次は、2029年~2033年頃にまたウイルスによるパンデミックも考えられます。

今年からは、インフルエンザウイルスが流行しています。

なるべく罹患しないためには、マスク・手洗い・消毒などの公衆衛生に対して、気を遣っていきましょう。
だいぶ、心の余裕も出てきて疎かになってはいませんか!?

毎日が少しでも健康でいられるためにも、見直していくと良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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