はーい。こんにちわー。
元気堂です。
寝ても疲れや怠さが取れない・・・。もしかしたら、鉄欠乏性貧血かもしれません。
良く生理がある女性には多い傾向にあります。また、多くの出血・手術をした後にも多いでしょう。
今回は、鉄欠乏性貧血について話して行きましょう。
そもそも、貧血とは、どんな状態!?
貧血とは、血液中のヘモグロビンの量が少なくなった状態のことを言います。ヘモグロビンは、赤血球の中にあり、全身に酸素を運ぶ働きをしています。
これが減ると、使う酸素量が同じなのに、送られてくる酸素が減ってしまうために、酸欠状態になります。めまい・立ちくらみ・頭痛などの状態が出てくる事が想像出来るかと思います。
その中でも、鉄分不足により起こるものを鉄欠乏性貧血となります。
鉄というのは、体内の約70%がヘモグロビンに含まれています。他は、肝臓・脾臓により貯蓄されています。
良く怪我などをしたり、口の中を切ると鉄の味がするのは、このためです。
厚生労働省の調査だと、貧血は20~40代の女性の約15%が悩んでいると言われます。もしかしたら、怠さ・疲労感などがある方は、原因は鉄分不足かもしれませんね。
鉄欠乏性貧血の原因は??
若い女性では、月経が酷い・婦人科疾患がある・マラソンなどの激しい運動で多い傾向にあります。加齢と共に、原因がポリープや胃潰瘍・胃癌などにより出血で引き起こされる事があります。
最近だと、無理なダイエットにより栄養不足から起きたり、偏食により栄誉バランスの偏りが多い原因になります。
そのため、良く病院では鉄剤を処方されています。
もし、予防を考えるのであれば、食事を見直す事が良いでしょう。
赤身肉や魚・小松菜・ホウレンソウ・ひじき・レバーなどがビタミンと鉄分が豊富でおすすめとなります。なぜなら、ビタミンCは一緒に取ると鉄の吸収率が高まりまるからです。
漢方薬では、補血薬がおすすめ!!
基本処方である四物湯(当帰・熟地黄・センキュウ・芍薬)が基本となります。漢方薬で、婦人科の使うものには、この四物湯が基本的に配合されています。
特に、栄養不足や無理なダイエットが原因であれば、十全大補湯から始めると良いでしょう。
十全大補湯は、補気補血の両方を補います。血液だけで無く、元気を補う漢方薬です。良く手術後には、十全大補湯が良いと言われます。
補気の生薬で、体力の低下を防ぎ、手術により失われた血液を補血の生薬で補います。
この十全大補湯は、その他にも免疫力を高めることから風邪予防やガンに対しても使われるので、非常に幅広い使い方が出来ます。
まとめ
今回は、とくに女性に多い鉄欠乏性貧血についてでした。
思い当たる方は、一度血液検査をしてみるもの良いかと思います。他にも、怠さや倦怠感の原因には、低血圧だったり低体温などの原因も考えられます。
生活を見直して、健康増進に役立てれば、嬉しく思います。
以上、参考になれば幸いです。