はーい。こんにちわー。
元気堂です。
多くの人が年を取ると思うのが、もっと健康でいたい・・・。あの頃のように、痛みに悩みがない生活を・・・。
そんな考えを持ったことはないでしょうか??
不老長寿といえば、時の権力者が欲しがるイメージはないでしょうか。多くの映画・漫画などでも題材にされてきたものですね。
今回、紹介するのは不老長寿まではいかないまでも、健康を増進してくるお酒について話していきましょう。
百薬の長である酒でも、おすすめ薬酒とは??
その名も健歩百脈酒!!
名前からして、なんとも健康そうなお酒ではありませんか。
一瞬、北斗百裂拳を思い出すようなネーミングです。
この健歩百脈酒とは、老人の足腰の衰え予防に使われる薬酒の事を指します。
健歩百脈酒の作り方。
作り方は、どんな薬酒も同じとなります。
刻み生薬・現物を煮沸済の梅酒などで使う瓶にいれて、ホワイトリカーを注ぐだけです。蓋を閉じた後に、軽く振って冷暗所に保管します。漬け初めの4-5日は1日1回は振ってなじませる事は忘れずに。
10日ぐらい経過すると、刻み生薬の場合は、成分が溶け出し完成となります。現物の場合は、20日以上は漬けておきましょう。
その後、果糖またはグラニュー糖を入れて、お好みの味にします。1か月以上たったら、上澄みだけ取り、使った生薬は除外する事をおすすめします。
ここからが健歩百脈酒の大事な所となります。
それは、生薬集めです。
■ 牛膝 20g
■ 丹参 15g
■ 芍薬 30g
■ 桂皮 15g
■ 木瓜 10g
■ 蒼朮 20g
■ 甘草 20g
■ ホワイトリカー1ℓまたは焼酎など
■ 果糖・グラニュー糖はお好みで
健歩百脈酒の効能・効果。
飲み方は、1日3回食前か食間。
筋肉痛・腰痛・四肢のしびれ・慢性の関節炎に使われます。
牛膝は、足、腰、下腹部を充実させて力を蓄えさせます。それに丹参の活血により全身の巡りを良くします。桂皮は、気の巡りや身体を温め、木瓜・芍薬は筋肉を和らげるため、鎮静作用があります。蒼朮は、健胃作用や利尿作用があるので、胃腸を元気にして吸収を高めてくれます。甘草は、この全体の生薬をつなぎ合わせ、お互いの効能を高めてくれます。
ここにお酒が入ると、アルコールの血液循環の促進作用により、その効果が倍増します。
まとめ
既製品で、養命酒など多くの薬酒がありますが、自分に一番合う漢方薬で、薬酒を作る方が効果があります。
作り方は、思っていたよりも簡単ではないでしょうか??
また、糖尿病などで糖質制限をしている場合は、無理に糖分を使用しなくても大丈夫です。お酒が苦手な方は、炭酸水・お水などで薄く割って飲んでも大丈夫です。
興味があれば、試してみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。
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