こんにちわー。元気堂です。
GWの連休で、お酒の飲み過ぎ・食べ過ぎにより体調不良になっていませんか?
大体の方やペットも胃腸の病機が出やすい時期になりました。
今回は、胃酸過多症についてお話しします。
俗に,胸やけといわれる病気です。すっぱい液が胃からこみ上げてきて,胸が焼ける感じがするのです。食物の関係の原因としては、
1:過食過多
2:不規則な食事
3: 酒の飲みすぎ
4:血液の酸性化などから起こります。
民間療法
・[大根おろし]に生醤油をかけたものを毎食事にとると,胃酸過多症に著しい効果があります。
・[昆布]を焼いて4~6gを1日分として食べると、胸やけに効果があります。
・[生野菜]大根おろし,きゅうり,レタス,トマト,豆もやし,玉ねぎなど5種類以上の生野菜を副食物として,毎食時に取ると有効です。
・[かつおぶし]の小さい切れはしをかみしめ,そのツバを飲みこむとよいのです。
・[りんご汁]を食後に飲むと有効です。りんご汁のかわりにみかん汁でもレモン汁でもさしつかえありません。
・[ごま塩にぎり飯]をよくかんで食べるとよい。飯茶わんに1杯ぐらいのご飯をにぎり飯にし、それに黒ごまをいって混ぜ合わせたごま塩を一面に振りかけます。そのごま塩にぎり飯を一口50回から100回丁寧に咀しゃくして食べるのです。胃酸の過剰を中和して,胃液の分泌を抑制する効果が得られます。にぎり飯も玄米にすれば効果はぐんと上がります。
食事療法
食事療法の要点としては、
1:上記の食べ物関連の原因を除去する。
2:食物はよくかんで食べる。
3:胃の粘膜に刺激のあるものをとらない。
4:酸性食品を控え、アルカリ性食品を多く取る。
などです。
有効な食物
山芋、ごま,大根おろし,梅干,りんご,きゅうり,トマト,豆もやし,のり,納豆,豆腐など。
その他に食べてもよいものは大豆,小豆,大根,にんじん,玉ねぎ,かぼちゃ,なす,さつまいも,湯葉,凍り豆腐,ふ,昆布,ひじき,とろろ昆布,白身の魚などです。
禁忌の食べ物
酒類,コーヒー,ソース,餅菓子,肉類,濃いみそ汁など。
その他、食べてはいけない物は、鶏卵、バター,かつお,さば,味,鯛,ほうれん草,里いもなどが入ります。
ここで、何故、梅雨が関係があるの?そう思った方もいるでしょう。
東洋医学的な考えでは、梅雨は湿熱(湿度をこもった熱の症状)が身体の中に溜まりやすい時期なのです。
梅雨前に、GWなどで体調を崩したまま梅雨に突入すると、さらに悪化しやすくなります。
そのため、梅雨前に一度、体調を見直す事が大切です。
食事療法は、面倒だ。そんな方には、漢方薬で半夏瀉心湯やカジュツ、安中散を試すといいでしょう。
ただ、症状により漢方も変わりますので、専門家の意見を参考にしてください。
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