はーい。こんにちわー。
元気堂です。
スーパーで一年中ある事から、いつが旬なの??そんなイメージがある野菜が多くなっていませんか?
その一つに、小松菜があります。
炒め物・味噌汁など多用できる野菜の代表格ですね。
そんな小松菜は、12月~3月が旬だと言います。この時期に、小松菜を食べる事で、身体にどんな働きがあるのでしょうか??
今回は、食養生でも、小松菜に注目しましょう。
小松菜は、強い骨を作る!!
緑黄色でも野菜でも、特にカルシウムが多く含まれます。なんとカルシウムで有名な牛乳に匹敵します。
また、ホウレンソウの3倍も含まれているのです。
その他にも免疫力を高めるビタミンA・Cも多く入っています。
東洋医学では、冬の季節は【腎】の季節です。この【腎】が弱りやすいので、それに関係する症状が出ます。
例えば、老化現象である更年期症状・脱毛・白髪・腰痛・排尿疾患・骨粗鬆症などです。
そのため、旬なものというのは、これらを予防する力がある訳ですね。
実は、油で炒める方が良いことは知っていますか??
先ほども、お伝えしましたが、ビタミンA・Cも豊富に含まれています。このビタミAは、油を使って料理をすると、生よりも吸収率がなんと8倍になるそうです。
冬は、風邪も引きやすい季節のため、免疫力を高めるには、小松菜の炒め物がおすすめとなります。
ちなみに、茹でると、ビタミンCが壊れやすくなるので、出来れば炒めるか、生が良いでしょう。
もっと手頃なものはないの??
東洋医学では、【腎】が関与する事を言いました。腎に負担がかかりやすいため、これを補充して癒やす方法がおすすめです。
そのため、補腎作用のあるものを取り入れる事をおすすめします。
基本処方では、六味地黄丸がおすすめとなります。
しかし、今はとにかく寒い・・・。冷えが酷い・・・・。
そんな方には、八味地黄丸が良いでしょう。身体を温める生薬も配合されております。そのために、寒い時期に腎を労る漢方薬としては、第一選択かと思います。
まとめ
強い骨を作るには、【腎】が関与します。この腎を元気にする野菜である小松菜についてでした。その他にも、牡蠣や御節などの豆類も補腎作用があります。
冬の食べ物には、似たような作用が多いです。旬な物を取り入れつつ、上手に過ごして貰えたら嬉しいです。
以上、参考になれば幸いです。
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