細小血管にダメージが、将来の心疾患のリスクを高める!! 妊娠時高血圧腎症は、注意が必要。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

妊娠を経験した方で、妊娠時に高血圧腎症を患った方は、目の細小血管にダメージが出ている可能性があるとの研究方向がありました。

今回は、その事について触れていきましょう。

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そもそも、妊娠時高血圧腎症って何??

妊娠高血圧腎症とは、妊娠20週以降に、高血圧と蛋白尿を認める場合の事を言います。高血圧だけの場合は、妊娠高血圧症に分類されます。

しかし、最近では 蛋白尿を認めなくても肝機能障害・腎機能障害・神経障害・血液凝固障害・赤ちゃんの発育が不良になれば、妊娠高血圧腎症に分類されるようになっています。

この妊娠高血圧腎症は、妊婦の最大8%が発症するともいわれます。

これに当てはまると、一体なにが問題なのか??

目の細小血管にダメージ傾向が見られるために、加齢に伴い心疾患のリスクが高まるかもしれないのです。

えぇーー、心疾患リスク!!!!

当てはまる方は、不安を持つかもしれません。

しかし、早めに知っていれば、その予防も早くから出来ます。まだ、症状が出ていない方は、生活を見直したり、健康を意識していくと良いでしょう。

また、人によって早い段階で、妊娠という特別な時期を過ごす方もいます。つまり、中年期になる前にも、その可能性が高まっているのです。

今回の研究結果では、妊娠高血圧腎症の既往を持つ女性では、中年期以降になっても尿蛋白が多いことが明らかになりました。腎機能に影響が出ていることを意味します。

また、既往がない女性に比べると、目の細小血管の密度がはるかに低いことも分かったのです。この密度が低いという事は、高血圧・心不全・腎不全・2型糖尿病・睡眠時無呼吸などの疾患に関連すると言われています。

目の細小血管を調べれば、起こりうる病気を予防できるかもしれない!!

心臓の細小血管障害を検査するには、より複雑な検査が必要であるために、困難を伴います。そのため、目の細小血管で可能になれば、簡易的に調べることができるのです。

現時点では、妊娠高血圧腎症を発症した場合において、中年期以降のリスクを認識し、生活習慣などを見直したり、そのリスクを避けるようにするのに役立つと言われます。

今後は、当たり前の検査になる未来が来るかもしれませんね。

東洋医学から考えてみると・・・。

妊娠中は、腎というエネルギーを赤ちゃんに与えているので、腎虚になりやすい。

つまり、腎機能の低下に繋がります。最近では、高齢出産も当たり前です。高齢になるほど、基本的には腎という力が低下気味です。若い時と比べれば、様々な症状になる可能性は高いと言えましょう。

また、産後から時間が経って、心疾患のリスクが高まるのは、産後の瘀血も原因かもしれません。

産後には、古血という瘀血が残りやすくなります。東洋医学では、心は血脈を司ると言われ、血に深い関わりがあります。

この瘀血により引き起こされるかもしれませんね。

・ 腎虚対策を考えるのであれば、補腎薬である六味地黄丸系統をがオススメです。

・ 産後の瘀血改善には、駆瘀血薬が良いでしょう。芎帰調血飲第一加減・温経湯・桂枝茯苓丸などがいいでしょう。

まとめ

新しい研究から起こりえる病気を予防していきましょう。早くから知っておくことで、予防に繋がっていくと思います。

日頃の健康をチェックしていくのも大事です。また、何かしら心当たりがあれば、早くから治療を開始して重症化を予防していきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

参照文献:「Circulation」2月15日号に掲載

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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