夏が近づくこの季節! 過度の水分摂取は病気の原因にも!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

夏はビール!!最近、テレビCMでもビール商戦が活発になってまいりました。
また、お酒を飲まない方でも、暑さで水分を多く摂取しがちになります。

そんな季節ですが、その水分の取り過ぎで、どんな症状が現れるかを話していきたいと思います。

水分摂取は、ほどほどに!?

まず、取り過ぎた水分は、身体のどこにいくのでしょうか!?
大概は、汗・尿などによって体外に排出されていきます。基本的には、上手く排泄が行われるので健康にたいして、大きな影響が起こりません。

けれども、 運動不足の方・トイレの遠い方・子供・高齢者などは要注意です。
このような方は、摂取した水分を上手く排泄出来ない事もあるので、余分に身体に溜まった水分により不調をきたします。
例えば、めまい・むくみ・頭痛・肩凝り・だるさ・喘息・ 高血圧・皮膚病などを引き起こします。

なんで、水分代謝が落ちてしまうのか?
これに対しては、腎臓病??加齢??など様々な影響も考えられますね。

では、東洋医学から見る水の代謝について考えましょう。

西洋医学でも東洋医学でも排泄するのは、膀胱・腎臓です。
まず、ここに不調があれば水分代謝が落ちるのは当たり前だと思います。

これに関しては、皆さんも、そんな事は知っているよ!
当たり前のことを聞きたいんじゃないんだよ!! このように、思うかもしれません。

では、ここからは東洋医学の考えにも触れていきましょう。
少し難しいかもしれません。頑張ってついてきてください。

東洋医学的には、まず脾胃により食べ物から分別した水を肺に送ります。それから、全身に巡らせて不要な水分は、腎と膀胱を経て体外へ出されます。そのため、膀胱・腎臓だけが関与はしていないのです。

食事 ⇒ 脾胃(分別) ⇒ 肺 ⇒ 全身 ⇒ 腎・膀胱(余分な水分)
このようなルートを辿ります。

つまり、腎・膀胱だけが原因ではなく、脾胃の運行が悪くなったり、肺の機能が下がっても、水分代謝が悪くなります。
そのため、何が原因なのか?
それを突き詰めることが大切なのかと思います。

実際の症例として

<患者>  男子、9歳

<相談内容>

母親と来店。頭痛がひどく、学校を休みがちになっている。
病院で検査してみたが、異常なし。痛み止めを服用し続けるのが心配と母親。
知人が耳鳴り、めまい、肩凝りが漢方薬で良くなったと聞いていたので、ご来局。

<症状>

頭(前頭葉から両側頭葉)がズキズキ痛む。雨天時に悪化することが多い。

<治療経過>

学校では活発に動く為か、水をがぶがぶ飲む。車酔いし易い。
ここ最近は頭痛の為か食欲もない。
自家製漢方薬の苓桂朮甘湯と、家庭で生姜湯に溶いて服用してもらい経過観察。


10日後、頭痛で学校に行けないということが無くなった。
20日後、頭痛は漢方薬服用以来でていない。

今回の症状は、水分代謝の原因で、頭痛が起こりました。普段から車酔いし易いなど耳周り(三半規管)の水分代謝が原因と考えました。そのため、苓桂朮甘湯の服用をすすめました。

また、雨天時の悪化も、湿気や自律神経も原因のため、補中益気湯や五苓散または六君子湯なども処方としては良いかもしれません。

症例としては、水分代謝で起こる症状は、これだけではありません。
例えば、つわりなども脾胃に湿が溜まる(水分)事で起こります。
そのため、水分代謝を良くして脾胃の湿を除外する小半夏加茯苓湯がファーストチョイスです。

まとめ

この時期は、特に脾胃に負担がかかります。
脾胃に負担がかかると、食欲不振・倦怠感・ヤル気が出ないなど気虚症状も伴います。

すでに、そのような症状が出ている際には、早めに改善を推奨します。
放っておくと、水分代謝が悪くなり体調不良に一層拍車をかけますね。

梅雨に入る前に、体調を見直して起きましょう。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA