冬は、腎が弱る季節。そんな時に、古来より使われきた薬草とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

皆さんは、インヨウカクまたはイカリ草という植物を知っているでしょうか??

古来より、滋養強壮として薬草として使われています。

そのため、インポテンツ・高齢者の腰弱・不妊・痺れなどその効果は、多岐にわたります。

サムネイル画像

インヨウカク(イカリソウ)って、何??

この草は、船の碇(いかり)に似た可愛らしい花を咲かせるために、イカリ草と呼ばれるようになりました。その他にも、これを良く食べる所では、歩くのに杖いらずのため、放杖草とも呼ばれます。

この話を聞くと、かなりの滋養強壮の作用があると思いませんか??

インヨウカクは、補腎作用に優れているのは、理解して貰えたかと思います。

ここでいう補腎作用は、東洋医学の腎を元気にする作用です。

そのため、腎機能だけで無く、老化を防止する作用であったり、歳を重ねて起こりやすくなる糖尿病や高血圧などの循環器系にも作用する意味があります。

腎というのは、成長・発育・生殖能力に働くだけでなく、骨や歯の成長た思考力や集中力に働きます。

そのため、子供の発達にも役立てる事が出来るので、小さいお子さんから高齢に至るまで使用が出来る薬草です。

ただし、注意点もあります。

身体がほてり易かったり、のぼせやすい方・胃腸が弱い方などは、副作用もでる可能性があるとお聞きします。

サムネイル画像

インヨウカクは、下半身の血流に良い!?

インヨウカクは、漢字で書くと、淫羊藿と書きます。

その理由は、羊が多くのイカリソウの葉(藿)を食べた際に、1日に100回も交配するほど淫らになったという逸話からきています。

この逸話から、男性の機能不全に使われるようになったそうです。

実際に、血管の拡張作用があるので、血流増加をさせる働きがあります。

そのため、男性機能だけでなく、女性の不妊症や婦人病にも使われています。

インヨウカクって、どうやって使うの??

インヨウカクは、生薬をそのまま鍋で煮詰めて沪した煎じ薬が一般的です。

ですが、そのままをお酒に漬けて薬酒にする事もあります。

最近では、手間がかかることから、サプリメントとしても配合される事も多くなりました。多くの商品は、ドリンク剤が多いでしょう。例えば、下記の商品になります。

まとめ

今回は、逸話とともに有名なインヨウカクでした。補腎作用を高める生薬の一つです。

漢方薬には、この補腎作用を高める生薬は、多くの種類があります。自分に合うものを試してみるのも良いでしょう。

インヨウカクに似たもので言えば、マムシやハブがあります。これは、薬酒でも有名ですね。

身近な所では、大豆などの豆類やヤマイモなどがあります。

少しでも、日々の健康に取り入れて貰えると嬉しいです。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA