今が最盛期であるドクダミを知ろう!! 除草する前に、薬草として使用してみては、いかがでしょうか??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ジメジメと嫌な季節が続いておりますが、この時期に逆に元気なのが、ドクダミです。

ドクダミのイメージは、臭くて名前も毒が入っており、あまり良いイメージではないでしょう。

しかし、ドクダミの効果は、解毒作用があるので、本当は毒を出す意味から名付けられています。生薬名でも十薬(じゅうやく)と呼ばれ、十の効能を持つとも言われます。

その他にも、あの独特の臭いから魚腥草と呼ばれます。

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ドクダミが持つ効果とは??

清熱解毒に優れ、熱を冷ます作用があります。そのため、特に皮膚炎・気管支炎に用いられてきました。ニキビやおできなどの民間薬としても古くから親しまれています。その他にも、便通・排尿を改善し、排尿痛を和らげる働きもあります。

使い方としては、煎じた液を内服します。しかし、これをガーゼに染みこませて、外用薬として発疹・痒みにも使われます。かなり汎用性の高いのがドクダミなのです。意外と知られていないのが、入浴剤としての使い方です。

ドクダミのティーパックをお風呂に入れれば、簡単に出来上がります。肌荒れなどの敏感肌の方には、オススメとなります。

ドクダミを採取して使ってみよう!!

6月の梅雨どきに、ドクダミは白い穂状の花をつけます。皆さんも見かけたことはないでしょうか??

あの葉には、様々な成分が含まれており、それが薬効として機能しています。その中でも、強い臭いの元であるデカノイルアセトアルデヒドという精油があります。この成分は、抗菌薬のペニシリンを凌駕する強力な殺菌作用を持つと言われます。

そのため、この時期に起こりやすい食中毒などにも効果を発揮するでしょう。

また、化膿性疾患の原因となる黄色ブドウ球菌など、多くの細菌を抑えてくれます。

ここまでは、あくまで生のドクダミの話になります。乾燥させると、あの強い臭いが消えると共に、殺菌効果も薄れていきます。

ドクダミは、乾燥させることでまた効果が変わってくるのです。利尿・便をゆるくする作用があり、新陳代謝を高めます。そのため、解毒作用を強まります。その他にも、ビタミンPに似た働きがあるともいわれ、毛細血管を強化し、血圧を安定化させることも知られています。

まとめ

庭先などで自生して、除草するのに大変なイメージがあるかと思います。しかし、それは野草の力もあるという事です。

興味があれば、民間薬として使ってみても良いでしょう。内服は怖い・・・。そんな方には、外用薬として使うのが良いでしょう。

梅雨時期は、乾燥時期と違い、ジュクジュクとした皮膚炎が出やすくなります。そのような場合にも、使えるのがドクダミです。

興味を持ったら、試してみると良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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