はーい。こんにちわー。
元気堂です。
毎日、暑い日が続いてますね。風がない日は、特に部屋に熱が籠もりがちです。
家の中でも、熱中症の恐れはありますので、注意してください。
本日は、少しでも夏を過ごしやすくしたいと思っている方へ、薄荷を使った冷感方法を紹介したいと思います。
薄荷(しそ)
シソ科の植物で、初夏から秋にかけて淡紫色の小花を密に付け、全草に強い芳香を有し、日本薄荷、西洋薄荷、ミントなど多くの種類があります。
今更聞けない薄荷の効能とは??
皆さん一度は、薄荷の入った商品や現物を見たことは、あるかと思います。
ドロップの中にも、ハッカ味が入っていましたね。子供からしたら少し人気が無い味だったと記憶しています。
そもそも、薄荷の多くは、メントールとして使用されています。スースーする成分といってもいいでしょう。
このメントールは、薄荷を刈り取って水とともに釜に入れて沸騰させます。そして、蒸留して浮いてきた精油の主成分であり、これを薄荷油として菓子類、清涼飲料水、化粧品、たばこなどに使われます。また、外用鎮痛薬やリップクリームなどにも配合されており、薬用面でもなじみ深い成分です。
薄荷の効能には、鎮痛、消炎、食欲増進、消化管運動の促進など多岐にわたります。
漢方医学的には、風邪・熱などの外的要因が身体の中へ侵入することを防ぎぐ事で追い出し、毒を消す効果があるとされます。銀翹散、加味逍遙散、荊芥連翹湯、柴胡清肝湯、防風通聖散など多くの処方に配合されています。
そのため、喉が痛いなど菌・ウイルスの侵入を防ぐ効果があります。
また、香りが高いので、ストレスを流すような作用もあります。
おすすめの活用法は??
この暑い夏に、ぴったりの使用方法は、ハッカ湯です。
夏にお風呂に入るのは、面倒と思う人は多いです。しかし、お風呂を入ることは自律神経を整えるためには大切ですし、汗を多くかくので、きちんと流す上でも良いことなのです。
こんな暑いなら、シャワーでいいじゃん。浸かると余計に暑いよ!!
そんな方は、このハッカ湯を試してみてください。お風呂から出た直後から、身体がスーっとし快適で清涼感を得られます。
このスーッとする作用は、メントールによる物です。ニホンハッカ・ペパーミント・スペアミントなどの薄荷属には、多く含まれています。上記で述べたように、多くの商品で使われています。
皆さんは、スーッと感じるという事は、お風呂に入ったのに逆に身体を冷やしちゃうんじゃないの??お風呂に浸かる意味があるの??
そのように矛盾してるのではと思うかもしれません。
安心して下さい。ハッカ湯は、そのような冷やし方をしません。
あくまで、スーっとする体感だけあり、体温自体を冷やす作用はないのです。また、ハッカは皮膚の取り込まれることで、末梢の血管を拡げてくれ、血行を改善してくれます。
そのため、夏の運動後の疲れ防止や、芳香作用があるので、虫刺され予防にもなります。
ハッカ湯の作り方は??
薄荷の葉・茎を陰干しした物を、お風呂に入れるだけです。バラバラになるのを予防するため布袋に詰めると良いでしょう。
もし、庭に大量のシソ・ペパーミントを栽培している方は、摘み取って試してみるのも良いでしょう。
そんなに薄荷が手に入らない方は、ハッカ油を2.3滴お風呂に垂らせば完成です。
こっちの方が簡単ですね。
ハッカ湯は、本当に気軽に出来るので、この夏に試して貰えたら嬉しいです。
それでも、お風呂は面倒だ・・・・。でも、試したい・・・。そんな方は。以下のような薄荷が入った商品を使用するといいでしょう。
私も、夏にミントシャンプーを使用する事がありますが、大分スッキリします。
個人的には、おすすめですが、合う合わないもあるかと思います。暑がりや毛量が多い人は、試す価値ありだと思います。
まとめ
今回は、薄荷についてでした。身近な所では、ミントやシソが薄荷属です。育てるのも比較的に簡単な植物ですので、興味ある方は育てて見るもいいかと思います。
以上、参考になれば幸いです。