はーい。こんにちわー。
元気堂です。
基本的には、秋の方が実りのある作物があるかと思いますが、この時期になると出始めるのが、サクランボです。
サクランボは、果物の中でも珍しく、身体を温める働きがあります。夏の果物・秋の果物は、みずみずしさに溢れて身体を潤し、身体の溜まった熱を鎮めたり乾燥対策になります。
サクランボは、それとは反対に温めて滋養してくれるようです。食べ物の特徴として、比較的に寒い所から作られるものは、身体を温めます。また、寒い時期が旬な物もおなじです。
サクランボは、アメリカの先住民では尿道炎・膀胱炎などの泌尿器科に効果があるとされ、中国では咳止めとして使われてきています。
これは、サクランボの成分である糖質・ビタミンA、B、C、葉酸・リン・カリウム・鉄分などにより、利尿作用・消炎作用・滋養作用があるためだと考えられています。
また、女性にはオススメで鉄分の含有量は果物でトップクラスとなります。その他にも、カロチンは林檎・桃にくらべると4~5倍あり、胎児の成長に不可欠な葉酸も豊富です。
サクランボは、高血圧予防にも良い!!
サクランボには、カリウムも豊富です。カリウムは、体内にあるナトリウムを体外へと排出する働きをもっております。この際に、水分も一緒に排出されるため利尿効果が期待できます。
つまり、全身の浮腫・尿道炎・膀胱炎にも応用されます。実は、サクランボに付着している軸も慢性腎臓炎を和らげると言われます。軸は、食べると言うよりも煎じて飲み、漢方薬のような使い方となります。
ビタミン豊富なため、アンチエイジング効果も!!
先ほども軽く記述しましたが、サクランボには多くのビタミンが含まれています。
免疫を高め、粘膜・皮膚の滋養に良いビタミンであるビタミンB1・B2・ビタミンC・β-カロテンなどによりアンチエイジングの働きが期待できます。東洋医学においても、肌の乾燥を防ぎ、顔色を良くする効果がある美肌食材として知られています。
また、加齢と共に唾液量が減り、虫歯になりやすくなりますが、その予防にも良いでしょう。サクランボには、ソルビトールといった成分が含まれ、これが虫歯を出来にくくさせます。
さらに、慢性疲労などの改善にも、素早くエネルギーとなるブドウ糖が主成分であり、代謝促進のクエン酸が含まれるので、疲れ予防にも最適でしょう。
まとめ
5月から旬なサクランボには、疲れが出始める今こそ食べ頃です。
意外と知られていない効能・効果により、健康増進の1つの手段でしょう。この季節から梅雨にかけて、胃腸が弱り易く、水分代謝も落ちてくる時期です。
身体の機能を高める事で、乗り切れるようにサクランボを食べていきましょう。
以上、参考になれば幸いです。