春が旬のキャベツこそ、食卓に取り入れよう。梅雨前から始める食養生。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

キャベツといえば、万能菜の代表格でしょう。一年中スーパーで見かけますが、今が最盛期となります。キャベジンなどで胃に良いイメージがあるかと思います。

これから始まる梅雨前に、胃腸を整える事が大切です。今回は、キャベツについて見直していきましょう。

キャベツは、傷ついた粘膜を修復してくれる!!

キャベツには、多くのビタミンが含まれています。特に、ビタミンCが豊富で、このビタミンは免疫に関与するので、虚弱体質の方は日頃から食事に取り入れると良いかと思います。

また、粘膜を修復するビタミンUが含まれています。

ビタミンU・・・?? 耳慣れないビタミンの名前かと思います。

このビタミンは、抗潰瘍ビタミンと呼ばれ、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などで傷ついた胃壁・腸壁を修復する作用があるのです。

そして、秋キャベツよりも、春のキャベツの方が勝っています。注意点は、ビタミンは加熱により破壊されやすいので、出来ればサラダ・野菜ジュースがおすすめです。

また、潰瘍による出血も凝結因子に関与するビタミンKがサポートしてくれます。

キャベツのビタミンC・Uは水溶性のため、溶けてしまいます。そのため、生が一番ですが、サラダが苦手な方もいます。

そこで、おすすめの調理法は、千切りキャベツ鍋です。

千切りキャベツを用意して、しゃぶしゃぶして食べるだけです。軽く、熱を入れて食べれば量も栄養も多く摂取できます。また、食物繊維が豊富なので、便通にも効果が期待できましょう。

水溶性で一部は、溶けてしまいますが、軽く熱を通すだけであれば、ビタミンも壊れにくいので、おすすめな食べ方となります。

梅雨前に、胃腸を整えるのにオススメな漢方薬とは??

■ 半夏瀉心湯

慢性胃炎・急性胃炎など胃のむかつき・胸焼けなどには、半夏瀉心湯がオススメです。胃酸過多で調子が悪い人にはオススメです。お酒好きだったり、二日酔いにも応用されます。

半夏瀉心湯が合う方は、みぞおちに痛むが出るような胃腸病です。心辺りある方は、こちらを服用し胃腸が弱る梅雨対策をしていきましょう。

■ 六君子湯

四君子湯+二陳湯という構成で作られている漢方薬です。胃腸が弱ると水分代謝が低下するために、それに対応しています。四君子湯は、補気薬の基礎処方であり、これから派生して色々な漢方薬が作られました。

そのため、元気がない・食欲不振・ヤル気が出ないなど胃腸だけでなく、元気を補う働きがあります。そこに、梅雨時期に入ると湿気の邪気が悪さをします。

しかし、二陳湯が入っているので、湿邪を追い払うので梅雨に入る前から六君子湯で体質改善はオススメの1つです。

まとめ

身近な食材にも、身体を整える食材がたくさんあります。上手く取り入れて、健康を手にれましょう。

キャベツを取り入れることで、食物繊維も得ることができ便秘にも良いでしょう。また、食事の始めに食べる事は、生活習慣病の予防にも使えます。

中々、自炊が得意でない方は、胃酸過多の症状であれば半夏瀉心湯を服用し、食欲不振など胃腸の機能が低下している場合には、六君子湯などの補気薬で対処してみては、いかがでしょうか??

他にも、漢方薬には胃腸の機能を高めるものが沢山あります。自分にあうものを探す事もおすすめです。

以上、参考になれば幸いです。

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