頸椎ヘルニアになる前に予防しよう。猫背などの姿勢不良が原因にも!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

スマホ・デスクワークを使う頻度が多くなった事で、ストレートネックなどの頸椎の疾患が増えている事でしょう。そんな中で腰椎ヘルニアのように、頸椎でもヘルニアを起こしてしまうことがあります。

クッションとなる椎間板は、7つある頸椎の間に存在していて、重さや衝撃を抑える役割があります。しかし、その椎間板に亀裂が生じてしまうと、髄核と呼ばれるゲル状の組織が外に飛び出してしまった状態になります。

それが、神経を圧迫することで支配している上肢への悪影響をもたらします。

ただの手の痛みも、もしかしたら頸椎ヘルニアの可能性があります。

頸椎ヘルニアになるきっかけとは??

椎間板の特徴として、垂直方法へのストレスには強いという所です。しかし、そんな椎間板は、横方向・捻れによるストレスには弱いという事です。

皆さんも首を無理に回したり、ポキポキと鳴らしてはいませんか?? やりがちな行為が、身近な危険となります。

そんな頸椎は、脊椎の中でも一番の可動域を誇ります。これは、視覚が関与しています。生活の中で、周りを見渡したり、注意を向けたりするときには、必ず視線を移動させます。それに伴い、広範囲を確認する為には、頸椎の可動域が重要だからです。

これにより、捻れなどの負荷が強いと頸椎ヘルニアを引き起こします。そのため、頸椎を酷使するスポーツ・仕事で発症しやすくなります。例えば、教師・建設業などの仕事では、上下の首の動きが繰り返されたり、後ろを振り返る動きが多いので注意が必要でしょう。

頸椎ヘルニアの厄介な点とは??

どの頸椎間で起こるかで、発症する部位が変わります。部位は異なりますが、症状としては、片側の手や腕の痛み・痺れだったり、肩こり・感覚障害・握力の低下なども・・・。

基本的には、上肢に起こりますが、脊髄の圧迫では下半身にも起こる事もあります。痛みなど症状が強い場合には、首に負担がかからないように安静にしましょう。

基本的は、対症療法となり、保存的治療となります。これで駄目なら外科的な治療が手段でしょう。

頸椎ヘルニアの保存的治療とは??

日常生活での姿勢に対する意識がとても重要!!

デスクワークなどで、前のめりになったり、猫背などは首を上手く支えられていないために、負担が過多となります。姿勢を意識するだけでも、だいぶ緩和させるので、一歩一歩始めましょう。また、ヘルニアでなくても肩こり予防にも大切となります。

状態により、リハビリテーション・頸椎カラーや解熱鎮痛剤などの対症療法があります。

オススメは、鍼灸治療!!

首~肩にかけての筋肉を和らげることで、神経の圧迫が抑えられるので、症状改善の手段には良いでしょう。意外と、首・肩の筋肉は胸鎖乳突筋・斜角筋・僧帽筋などいくつもの筋肉が複雑に作用しています。

そのため、これらを緩和することで締め付けられていた神経も緩和します。

経験から頸椎でも腰椎ヘルニアでも、鍼灸での緩和する事が多いため試す価値はあるかと思います。

まとめ

今回は、現代の問題である頸椎疾患でもヘルニアについてです。

首を酷使しやすい生活になったので、まずは姿勢を意識して改善を図りましょう。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA