ストレスが増える春には、しゃっくりが出やすい!? 急なしゃっくりで困ったときの対処法とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

春は、新年度・新入会などで、お酒を飲むことが増える時期でもありますね。そんな時に、お酒を飲み過ぎたときにも起こるのが、しゃっくりです。お酒飲みじゃなくても、一度は経験した事はあるでしょう。

多くは、急に起きたために、思い当たる原因が分からない! そんなこともあるでしょう。

何故!? しゃっくりが起きるのか? 話していきましょう。

しゃっくりって、何で起こるのか??

しゃっくりには、多くの原因があるので、詳しく原因を探るのも少し厄介・・・。病気や食事、その他にも急に大声を出したり、アルコールを飲んだりすることで、消化器系が刺激を受ける事で引き起こされることがあります。

まず、しゃっくりとは、主に横隔膜が刺激されることで引き起こされます。

横隔膜というのは、胃上部と肺の下方にあります。肺と胃の間にある横隔膜は、呼吸をするときに大事な役割を果たす筋肉です。この横隔膜に作用する神経は、延髄や頸神経などから胸腔を通過して横隔膜へとつながっています。

つまり、脳から神経が降りてきている位で理解していて下さい。

この神経のどこかで、何らかの刺激が起こることにより、横隔膜の筋肉を収縮させるように信号が出ます。この信号を横隔膜が受け取ると、肺が膨らみ呼吸するように働きます。

この時に、声を出す声門の筋肉にも信号が届き、声門が狭まります。つまり、肺に空気が入ってくるにもかかわらず、声門が狭まる事で、しゃっくりが引き起こされるのです。

ちょっと、意味が分からない・・・。そんな方は、空気を吸いながら声を出そうとして下さい。

どうでしょうか? 無理じゃないですか? しゃっくりは、空気を吸っているときに発声するような症状なのです。

しゃっくりには、原因となる種類があり。

先ほども、お伝えしましたが、横隔膜へ作用する神経に異変が起こると、しゃっくりが生じる可能性があります。そのため、これらの神経のどこで刺激が加わるかで、その原因も判明していきます。

■ 中枢性しゃっくり

脳や神経などの神経が刺激されてしまうことで起こります。この神経の刺激は、脳卒中や脳腫瘍といった脳の病気が引き起こしていることがあるため注意が必要です。

■ 末梢性しゃっくり

中枢神経から分かれる末梢神経が刺激されることで引き起こされます。喘息や肺炎といった肺の病気が隠れていることがあるため注意が必要です

■ 横隔膜刺激性しゃっくり

横隔膜が刺激されることで引き起こされます。横隔膜の疾患が原因となっていることで起こり、胃や食道の病気に注意が必要です。

■ 普段のしゃっくり

主に消化器官にストレスなどがかかることで引き起こされます。このしゃっくりは、暴飲暴食や慌てて食事をしたときなどに引き起こされるため注意が必要です。

このように、しゃっくりには、多くの原因があります。上記で話した通り、多くは消化器にストレスがかかり起きてしまいます。ここを治療するのが第一選択かと思います。

長引くしゃっくりには、どうすれば改善するのか??

結局、何らかの刺激やストレスで起こってしまうのが、しゃっくりです。まず、基礎疾患があれば、それに対する治療をおすすめします。

それ以外のしゃっくり、つまり暴飲暴食などで起こるものは、別の神経を刺激することで横隔膜のけいれんを抑えましょう。

■ 息を止める。

「息を深く吸い込む」・「息をゆっくり吐き出す」のがポイントです。 息を吸う時間の目安は約10秒、ゆっくり限界まで息を吸い込んで、10~15秒息を止め、また10秒かけてゆっくり息を吐き出しましょう。

■ 舌を引っ張る。または、耳たぶを引っ張る。

■ 水を服用する。

その他にも、色々ありますが、それは全部やったけど止まらないんだ!!病院でも、他の病気もない。誰か止めてくれー!!

そんな時は、民間療法はいかかでしょうか?

柿のへたが、しゃっくりではオススメ。

柿のへたは、昔からしゃっくりに使われています。漢方でも柿蒂とい名前がついた生薬です。カキノヘタ(柿の蔕)またはシテイ(柿蒂)と呼ばれる果実の王冠のような部分には、夜尿症・しゃっくりに使われる民間薬でもあります。

特に、しゃっくりには、即効性があり、止まらないで困っている方には一度試してみる事をおすすめします。

作り方としては、少し面倒になりますが、600ミリリットルの水を沸騰させ、そこに柿のへたを入れて煎じます。半分くらいになったら、薬効が大分出ているので上澄みを服用するといいでしょう。

漢方薬局に相談に来る方は、すでに色々試されていますので、この柿のへたを試してもらう事が多いです。意外と効果は抜群というのが感想です。是非、悩んでいる人は検討してみると良いでしょう。

煎じる時間がない方には、柿蒂湯という漢方薬もあります。

まとめ

しゃっくりは、長く続く場合は、もしかしたら脳腫瘍などの重い病気も隠れています。これらを試してみても、一向に治まらない場合には、必ず病院で検査を推奨します。

しゃっくりだから、いいや・・・。という考えは、止めてもらえると嬉しいです。

以上、参考になれば幸いです。

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