はーい。こんにちわー。
元気堂です。
砂糖やカフェインと聞くと、あまり摂取してはいけないイメージはありませんか?? カフェイン中毒や不眠の原因であったり、生活習慣病などの原因といった健康への悪影響のイメージが少しばかりはあるかと思います。
今回は、以下のような研究が報告されました。
コーヒーに少量の砂糖を入れて飲む習慣は、健康にプラスに働く可能性がある!!
以前にも、コーヒーを1日2~3杯飲むと死亡リスクや心血管系の病気発症のリスクが低下するなどが報告されています。ただし、その研究多くは、ブラックコーヒーで飲む事が多かったりします。今回は、ブラックコーヒーでなく、少しの砂糖も入れて良いよ!! 微糖でも健康に良い影響があるよ!という事となり、ブラックコーヒーが苦手な方は、嬉しい報告だと思います。
今回の研究は、1日当たりのブラックコーヒーの摂取量が、0~1.5杯・1.5杯超~2.5杯・2.5杯超~3.5杯・3.5杯超~4.5杯・4.5杯超のグループに分け、コーヒーを飲まないグループを基準として全死亡リスクを比較しています。
すると、全グループにおいて飲まないグループよりも飲んでいるグループが健康に良い結果となりました。ちなみに、1番リスクが低下したのは、2.5~4.5杯となります。
これを微糖(少量の砂糖入り)に置き換えてもリスクが低下する結果を得たのです。また、1.5杯超~3.5杯の飲むグループは、よりリスク低下している事が判明していました。
つまり、コーヒー(カフェイン)を取るといいだよね!? カフェ好きな私には、良い情報だーーー!!
このように思うかもしれませんが、やはり注意が必要です。
キャラメルマキアートのような砂糖が多いものは、多飲は気をつけましょう。どうやら飲み物が甘くても、健康には甘くないようです。
今回は、コーヒー1杯に対して、小さじ1杯の砂糖までが適量であり、16kcal程度となります。そこまで、大きなカロリーにはならないでしょう。また、コーヒーには1,000種類近くの植物性化合物が含まれていると言われます。健康に不可欠なビタミンB群・カリウムなどの栄養素・抗酸化作用物質などが含まれています。
その他にも、皆さんもご存じである覚醒作用があったり、記憶力・精神機能を改善する働きがあります。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、血液の凝固能を抑える作用があり、血栓による心臓発作や脳卒中のリスクを抑制すると言われます。
まとめ
コーヒーは、健康に良くないと言われたり、飲まなくなったら身体が楽になったなどの話を耳にした事はありませんか?? しかし、コーヒー自体は健康には良いとされるのでご注意を。あくまで、飲み過ぎだったり、飲む時間などでも変わっていきます。
睡眠前に飲んでしまえば、不眠に繋がりますし、飲み過ぎであれば中毒をもたらします。今回の研究結果も、あくまで参考にするだけで良いでしょう。
コーヒーが苦手で、飲むと胃が痛い・便通が悪くなるなど胃腸障害がでる方にはオススメではありません。また、1日の飲む量も、個人差があります。自分に合った量を飲む事で、健康に繋げてもらえると嬉しく思います。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Annals of Internal Medicine」に5月31日掲載