はーい。こんにちわー。
元気堂です。
最近、ふとした時に、あくびが出てしまったり、仕事中や授業中などの出てはいけない時に限って、あくびをしてしまう事はありませんか?
何で、こんな時に出てしまうんだ・・・。別に眠くないのに・・・。このような経験をした方もいるでしょう。
そもそも、あくびとは何のために起きてしまうのでしょうか??
この事実を知っている方は、意外と少ないかもしれませんね。
今回は、あくび・東洋医学の関係性について話していきたいと思います。
あくびが、人体に働きかける作用とは??
皆さんが思うあくびとは、いつしているのでしょうか??
この答えとして、多くの方は就寝前・朝起きた直後などではないでしょうか。
実際に、あくびとは、脳を覚醒させるために起きる現象と言われます。実験において、あくびを起こしている時には、β波という脳が覚醒しているときの脳波が観測されています。
そのため、あくび=覚醒作用という働きがあると言われます。
明日からあくびをしてはいけない状況で、万が一してしまったら、こう言って切り抜けましょう!!
自分は今・・・。覚醒中なんです!!!
決して眠い訳でない事を主張してみたら、いかがでしょうか??
※ あくまで、冗談なので、使う場合は自己責任でお願いします。
しかし、あくびを出さないで、頭をハッキリさせたい!!そんな気持ちが沸いてくるかと思います。実際に、目の前で、何気なくあくびをして不快になる方もいるでしょう。
とは言え、あくびがついつい出てしまう時には、寝てはいけない時に多くはないでしょうか?? 例えば、運転中や嫌いな抗議など退屈な時間を過ごす際に多いようです。または、日頃の疲れが溜まっている時で睡眠不足の場合もあります。
人は退屈と感じると、眠気が出やすい性質が・・・。
どうしても寝ちゃいけないけど、退屈だ・・・。そんなときに、目を覚まそうと反応して、あくびが出てしまうのです。
そのため、あくびが出ている場合は、眠気のSOSです。運転中など危険を伴う場合には、休憩の目安となります。
あくびと東洋医学の関係性とは??
あくび=覚醒作用 とお伝えしましたが、実は起きるメカニズムは分かっていないそうです。しかし、いくつかの説があります。
その一つには、脳のクールダウンは計るためだと言われます。
もともと、人間の脳は、熱が籠もりやすく、それを冷ますために周囲の外気を取り込もうとします。また、新鮮な酸素を送るためとも言われます。
ちょっと、難しい・・・。話も長くなってきて、あくびが出そうだよ・・・。そろそろ、こう思う方も出てきたかもしれませんね。先ほどの事をイメージで分かりやすくしましょう。
例えば、冬場に暖かい室内から外に出た時には、一瞬で目が覚めた経験はないでしょうか?? この事から、あくびを出さない予防法としては、冷やす事が良いでしょう。
首筋やおでこ・脇の下などを冷やす事で防ぐ事が可能となります。
これでも、分からん!!!という方は、今使っているタブレット・スマホを熱くなるまで使いましょう。いずれ、動作が鈍り使いにくくなります。そんな時に冷蔵庫で、キンキンに冷やしてください。
冷えた頃にはスムーズな動作を体験できるでしょう。
それでは、東洋医学では、あくびをどのように捉えているのか??
あくびとは、東洋医学では【欠】と呼ばれます。五行説でいう腎にカテゴリーされます。この腎は、脳が含まれる上に、冷やす作用・潤す作用もあります。結果的に、東洋医学でも【欠】つまり、あくびは脳を冷やす作用があるか考えられます。
まとめ
あくびは、決して悪い物ではありません。イメージが集中していないなど悪いかもしれませんが、脳の一つのSOSだと認識しておきましょう。
あくびしている時は、リラックスして休息を取り入れましょう。
身体の反応と上手に付き合うことが大切です。
以上、参考になれば幸いです。