はーい。こんにちわー。
元気堂です。
5月から、ドンドンと紫外線が強くなっており、外に出ているとヒリヒリと皮膚に影響が出ているのを感じます。
そんな紫外線は、骨を作る際に必要になったり、自律神経を整える上でも大切です。
しかし、何事も適度が大事です。
食事でも、運動でも適度があるように、紫外線も適度に浴びないと、毒にもなりえます。
それでは、紫外線アレルギーとは一体何なのでしょうか??
紫外線アレルギーは、誰にでも起こる可能性が・・・。
紫外線に晒される部位の外側が赤くなり、ブツブツが出る病気です。蕁麻疹にも似ており、かゆみを伴います。ただし、紫外線が当たる場所に置きやすいのが特徴です。そのため、アゴ下・うでの内側にはあまり症状がでません。
実は、紫外線がピークを迎える夏ではなく、春先に症状が出やすいのです。夏場が多いイメージする人が多いですが、この時期が1番危ういと言うことです。
その理由とは、冬は基本的には紫外線に浴びない事が多く、肌が白くなりやすい傾向があります。(※ 個人差があるので、該当しない方もいます。)
白い肌に、急に強い紫外線が当たると、身体がびっくりするため、その対抗策として身体が反応してしまい、アレルギー反応が起こります。
つまり、誰にでも起きやすく、急に今年から起こる方もいるでしょう。その他にも、内服薬・外用薬・化粧品などの薬剤性が原因にもなります。
薬剤性として、注意するのは身近な湿布薬!!
この時期だと、湿布と汗によりかぶれたり、紫外線と薬剤が反応してアレルギー反応が起きるものがあり、判断が付きにくい場合もあります。
まず、湿布は6時間程度で薬効が皮膚に移行するので、それ以上付けていても、かぶれの原因になるので付けっぱなしにする事は止めときましょう。
そして、ケトプロフェンなど鎮痛成分を含む湿布の副作用に、光線過敏症があります。湿布をはった後に日光に当たると赤くなります。酷い場合には、水ぶくれ・腫れ上がり痒みだけで無く、痛みを起こします。
湿布を普段から多用している方は、肌の露出を控えないといけませんね。
基本的には、どんな対処法が必要か??
多くの方は、皮膚科にかかり、ステロイド軟膏で赤みやブツブツの対処をします。しかし、あくまで抗炎症・抗アレルギー作用により、対症療法です。根本的な解決ではありません。
まずは、予防が大切なので日焼け止めなどの紫外線対策が必要です。
あまり知られていませんが、漢方薬もおすすめ。
このように、アレルギー反応を起こしやすい方は、解毒体質である事が多いでしょう。
そんな時に、オススメの漢方薬として、清肝散があります。
■ 清肝散(柴胡清肝湯)
皮膚や粘膜の弱かったり、神経過敏の子供によく使われます。しかし、子供だけで無く大人にも、その効果を発揮してくれます。
また、ストレスにより起こる症状も改善してくれる働きがあります。
元々、一貫堂医学の子供の体質改善のお薬であり、アトピー性皮膚炎に使われます。そのため、アレルギー反応による起こる症状には、オススメとなります。
大人の場合は、清肝散+加味逍遥散を1:1で服用してみると良いでしょう。大人になると、とにかく人間関係など多くのストレスに晒されるので、加味逍遥散を足すことで、即効性が出てきます。
清肝散でも難しい場合は、加えて服用してみると良いでしょう。
まとめ
これから紫外線が強い時期となります。上手に対処して、健康を維持していきましょう。
特に紫外線は予防法は、日焼け止めクリームなどでケアで済むと思います。それでも、症状が出てしまう方は、漢方薬で体質改善してみてはいかがだったでしょうか??
以上、参考になれば幸いです。