ナツメを使って、健康的な生活を過ごそう。ナツメというスーパーフードで夏の疲れを滋養しよう。 

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

今回は、身近な生薬としても使いやすいナツメについて話したいと思います。この棗は、よく漢方薬にも薬膳料理にも使われいますが、どのような効果があるのか?知っている人は、多くはないと思います。

また、8月中旬から収穫が始まっており、旬な食べ物の一つです。

大棗(たいそう)
棗(なつめ)


棗(なつめ)はヨーロッパ南部、アジア西南部原産のクロウメモドキ科の落葉の小高木。

初夏に淡緑色の小花を咲かせ、夏には淡黄色の長楕円球形の果実が細い枝にたくさん実り、秋には数センチほどに育った果実が熟して赤く色づきます。

熟した果実は甘みがあって生食されるほか、乾燥させてお菓子や薬膳料理に幅広く使用されます。


生薬の大棗は寮の熟した果実を乾燥させたもの。


胃腸の働きを改善して体を養い、精神を安定させる働きがあるとして、胃腸虚弱による食欲不振、神経症による不安・動悸などに応用されます。

また、他の薬物の強すぎる性質を穏やかにする働きもあるとされ、帰脾湯、補中益気湯、苓桂甘茶湯などに配合されています。


中国では、日に3つ食べれば老化予防と言われいる??

先ほども書きましたが、棗は胃腸を整え、精神安定作用があります。また、その栄養価も高く、現在では美容・健康にも使われるようになりました。

この棗には、パントテン酸というビタミン・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも豊富です。

そのため、身体の機能を高めるので、エネルギー代謝・ホルモンに関わるだけで無く、貧血や浮腫などにも効果が出てきます。

特に女性は、基本的に瘀血体質になりやすいです。そのため、貧血や浮腫の症状も出やすいので、健康食品としても棗は取り入れやすいと思います。

手頃なところから取り入れよう!!

日頃から取り入れるのは、「ナツメ茶」はいかがでしょうか??

ナツメ茶は、韓国や中国で古くから飲まれている伝統的なお茶です。

原料であるナツメは、姫リンゴに似た果実で、「夏(ナツ)」に「芽(メ)」が成長することが和名の由来です。

ナツメ茶には、乾燥ナツメを水に入れて火をかけて煮出したものと、煮込んだナツメを裏ごしして再度、煮詰めたものの2通りがあります。

前者はさらりとした口当たり、後者はとろりとした濃厚な味わい。

また、シナモンやショウガなどを合わせるとより体が温まるのでおすすめです。苦味や渋味がなく、優しい香りと甘さが特徴です。

ノンカフェイン茶なので、妊婦さんにも使うことが出来ます。ですが、糖度が高いため飲みすぎは禁物です。

まとめ

今回は、棗(なつめ)についてでした。漢方薬でも、良く配合されている生薬の一つで、良く耳にします。

他の棗の使い方としては、薬酒にする事もあります。お酒というのは、生薬の薬効を抽出するにはよく使われています。もし、お酒好きならつけてみるのも良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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