8/10は、心臓の日!! 真夏は心への負担が増加する理由とは!? 夏は、不整脈に注意しよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

8月10日は、あまり耳にしないかもしれませんが、810(ハート)と読めることから、健康ハートの日なります。
つまり、心臓の健康について意識してみる日でもあります。

東洋医学でも、夏は心(しん)の季節であり、心臓への負担も増える時期でもあります。
なんとなく、冬の方が血圧が上がり、心臓への負担が強くなりそうですが、夏の暑さは心臓に大きな負担をかけます。

その理由には、気温が上昇すると体温調節のために血液循環が活発になります。
つまり、心臓の動きが促進されるので、拍動数が増加します。

その上、身体の熱を追い出すために汗がかきやすくなります。
これにより体内の水分が失われやすく、血液が濃縮されてしまいます。
すると、ドロドロとなり粘性が高くなるので、押し出す力が高まり負担が増えますね。

そのため、夏は心臓の負担が高まります。特に、水分摂取を忘れがちな高齢者はリスクも高まります。
もちろん、高齢でなくても様々な既往歴がある方も要注意ですね。

■ 夏は、不整脈に注意せよ。

不整脈が生じるリスクとして、脱水・電解質バランスの乱れがあります。
つまり、多量の発汗ですね。
日本の夏は、高温多湿であり嫌でも汗が噴き出るために、その補充が重要でしょう。

普通の水だと、電解質などのミネラルが不足してしまうので、できれば経口補水液・スポーツドリンクがオススメです。
これを小まめに服用するのが大切であり、一気飲みは控える事です。
スポーツドリンクは糖分も多いので、適度な量が良いかと思います。

■ 漢方薬のおすすめは、生脈散。

名前からしても、脈を生かす薬を意味し、不整脈に使えます。また、夏バテ防止の漢方薬でもあり、夏の脈薬ともいえましょう。

生脈散もおすすめの理由には、五味子という生薬には、マグネシウムが含まれているからです。抗不整脈効果が出来ると言われています。

ちなみに、生脈散の生薬は、人参・麦門冬・五味子というシンプルな漢方薬です。人参・麦門冬は補気補陰作用を持ちます。
心臓疾患で使う炙甘草湯という漢方薬にも含まれ、不整脈には相性が良いかと思われます。

■ 真夏の注意点。

・ 炎天下は、できるだけ避けよう(日傘・日陰を使い直射日光を避ける)
・ 身体の熱をなるべく排熱するために小まめな水分摂取(特に、高齢者・子供)
・ 汗を大量にかいたら、経口補水液などを服用
・ 暑さを無理に我慢するよりも、エアコンなどを使用
・ トマトやキュウリ、スイカなどの瑞々しい食材を食べる。
・ 苦みがある食べ物(ゴーヤ、ピーマンなど)は熱を抑えるので、1品に加える
・ BBQシーズンですが、肉類は身体を温めるので野菜を忘れずに

■ まとめ

8月は初秋でありますが、まだまだ夏真っ盛り!!
心臓への負担がかかる時期なので、ちょっとした体調不良があるときは無理をしないようにしましょう。

不整脈は、身体の疲れからも生じるので健康保持の分かりやすいサインです。
自分で毎日、脈を取る習慣を取り入れるのも1つの手段ですね。

以上、参考になれば幸いです。

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