8月後半には、かぼすをちょい足ししよう!!

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

8月後半を迎えると旬となってくるのが、カボス!!
酸味があるため、クエン酸などの成分が含まれることが想像できるかと思います。

この酸味は、東洋医学で言えば肝を滋養する味覚でもあります。
お酒を飲み過ぎている人には、オススメでしょう。

また、果物特有の瑞々しさは、夏で消耗した陰液を補う働きもあります。

そんなカボスの効能・効果を知っていきましょう。

カボスの効能・効果とは!?

■ エネルギーを作り出す効果

先ほども触れたクエン酸がカボスに含まれます。
このクエン酸は、細胞のミトコンドリア内でクエン酸回路というエネルギーを生み出す働きをします。
そのため、夏バテ・食欲不振にも効果を発揮します。

クエン酸は基本的に体内で作り出す事が出来るので無くなる事がないですが、体調次第では不足する事があります。
すると、エネルギーが少なくなり代謝が悪い状態へ陥ります。

つまり、クエン酸が十分な状態の方が代謝が良いでしょう。
ちなみに、クエン酸といえばレモンをイメージしますが、そのレモンの2倍ほどクエン酸が含まれているといわれています。

エネルギーを作り出す働きが良くなると、疲労しにくくなり夏バテだったり、これからの秋風邪予防にも繋がっていきますね。

■ 筋肉痛を予防する効果

筋肉痛の原因といえば、乳酸!!
乳酸は、体内でエネルギーを生み出すブドウ糖が完全に燃焼されなかった際に、焦性ブドウ糖になります。
これが筋肉に蓄積されると、乳酸に変化していきます。

クエン酸回路が活性化すると、焦性ブドウ糖を分解するため、乳酸ができにくくなります。

■ 胃腸症状の改善に!!

カボスに含まれる香り成分であるピネン・リモネンなどは、呼吸により酸素と一緒に肺に到達し、そこから全身を通って臓器に運ばれます。
そして、ピネン・リモネンは血行を促進する働き・リラックス効果があるため、消化を促進する働きがあります。

東洋医学でも理気作用があり、気の滞りを改善するため自律神経の乱れを整えます。

■ 高血圧の予防にも! 免疫力を高める働きも!!

これから来る秋は、寒さから血圧が高くなったり、夏の疲れから免疫が下がることも・・・。
そんな際にも、カボス。

カボスには、カリウムも豊富であり血圧の原因にもなるナトリウムの排出を助けます。
また、ポリフェノールの一種であるフラボノイドも含んでいるため、高血圧を予防する効果が期待されます。

そして、ビタミンCが持つ抗酸化力が老化防止つまり血管が硬くなるのを防ぎます。ビタミンCは免疫力を高める効果もあるので、風邪予防にもピッタリ。

まとめ

秋は、サンマなどの味覚も出てくるため、そのちょい足しにもカボスが良いでしょう。

また、お酒を飲む際にカボスを少し入れる事で二日酔い予防にも繋がります。

身近な味覚をちょい足しして健康を維持していきましょう。
以上、参考になれば幸いです。

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