はーい。こんにちわー。
元気堂です。
海藻類が、なんとなく身体に良いことは想像できるかもしれません。特に、飽食時代であり、周りにはハイカロリーなものが多い現代には欠かせない食材となります。
基本的に低カロリー・低糖質であるため、ダイエットにも応用されています。その上、身体に必要なミネラル・ビタミン・食物繊維が非常に豊富な事も魅力でしょう。これらの栄養のおかげで、 腸内環境を整えたり、免疫力を高めたり、生活習慣病の予防にもなると言われてます。
栄養だけでなく、海藻類の効能・効果とは??
■ 内臓脂肪を減少
生活習慣病・メタボリックシンドロームなどは、肥満と密接な関係があります。低カロリー・低糖質な海藻類は、それらの予防・ダイエット食でも非常にオススメな食材かと思います。
しかし、海藻類の注目すべき点は他にもあります。それは、フコキサンチンという成分で、内臓脂肪を減少させる効果があると言われています。フコキサンチンは、珍しい成分であるため、海藻からの摂取が身近となります。
■ 免疫力の向上
めかぶ・もずく・昆布などのネバネバ成分に多く含まれるフコイダンには、免疫力を高める効果があると言われます。
フコイダンには、マクロファージ・NK細胞などの免疫細胞を活性化させる働きにより、ウイルスなどの異物の侵入を防ぐことで、風邪を予防します。また、花粉などのアレルギーを軽減させる効果も期待されています。
■ 美容効果
先ほどのフコイダンという成分には、抗酸化作用があります。つまり、老化防止です。また、アルギン酸という成分は、肌を保湿する効果があります。
これらにより、肌の保湿や潤いを保ち、老化を予防する事が期待できます。しかし、海藻に含まれる成分は加熱により壊れやすいので、沸騰させたり加熱のしずぎは注意が必要でしょう。
また、脂肪の吸収を抑える効果もあるため、ダイエットにも良いでしょう。
オススメの海藻は、海苔(のり)!!
海藻類の中でも、海苔はシミ・ソバカスに良いと言われます。
海苔2枚で、ウナギに匹敵するほどのビタミンAが含まれており、 目や皮膚の粘膜を健康に保ちます。また、タンパク質も大豆にも劣らないほど豊富です。
低カロリー・高タンパク・低糖質というスーパーフードでもあります。
色素沈着を予防するビタミンB1・B2・Cも、海藻類ではトップクラスに含まれています。
海苔は、民間療法として1日15g食べると、シミ・ソバカスを取り除くと言われます。それだけではなく、甲状腺肥大・血流や血圧・動脈硬化などの改善にも良いとされています。
海苔は、美容やダイエットに良いだけでなく、貧血予防や妊娠時の葉酸の摂取にもオススメ!!
鉄分は、海苔5枚でレバー1切れ・ほうれん草1わと同程度であり、葉酸も海苔5枚で1日摂取量となると言われます。鉄分や葉酸は、貧血・動脈硬化予防にも有効な栄養素とされています。
また、最近の研究において、十分な鉄分を摂取している女性は、PMS(月経前症候群)になるリスクも低いと言われます。それが、海苔たった5枚で予防できるのであれば、楽なことはないでしょう。鉄分は、幸せホルモンであるセロトニンの生成にも関与しているので、取っていて損はないかと思います。
まとめ
海で囲まれている日本では、海藻が身近です。食の欧米化により、食べる機会が減っている場合は、是非とも取り入れて見ると良いでしょう。
欧米食が増える事で、昔と比べると低栄養な食事は減りましたが、今は取り過ぎによる肥満・糖尿病・乳癌・大腸癌などが増えています。
日々の食事に偏りを感じている場合には、海藻類を使いカロリーコントロールもしていくと良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。