秋冬の旬な食材を取って、風邪に負けない身体を作ろう。この時期に、オススメな果物とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

11月後半にもなると、意外と知られていない果物が旬となり始めます。最近では、庭先で植えて育てている方も見受けられます。

それは、キウイフルーツです。秋の果物である事を知っている方が少ないかもしれません。それは、スーパーに行けば、バナナのように1年中売っている事も関係しているでしょう。

実は、キウイフルーツは時期により、国産と外国からの輸入品に分かれます。

先ほどもお伝えしましたが、キウイフルーツは秋~冬に収穫される果物となっています。国産では、寒くなる頃である11月の終わり~5月頃まで収穫されます。春頃まで、収穫できる耐寒性のある果実となっています。

その他の時期である5月~12月付近は、輸入品となり、多くはニュージーランド産と言われます。日本の反対である南半球に位置するニュージーランドは、季節も反対となっているからです。

このキウイフルーツには、多くの栄養素が含まれており、基本は生食が多いでしょう。そのため、加熱で壊れやすいビタミン類を手軽に摂取しやすいという特徴も持ちます。

キウイフルーツに含まれる栄養素とは??

■ ビタミンC

キウイフルーツの甘酸っぱさから想像もし易いでしょう。ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは、1日あたり成人で100mg摂取する事が勧められており、キウイを1日1個食べると、必要なビタミンCがほぼ摂取できると言われます。

ビタミンCは、免疫力を高めたり、異物などを体外へ排除する働きがあります。そのため、この時期にキウイフルーツを取ることは、風邪やインフルエンザの予防にも良いでしょう。

その他にも、ビタミンCにはシミ・そばかす予防にも効果があると言われています。ここに、アンチエイジングとしてのビタミンEと一緒に摂取することで、老化予防・美肌効果がアップします。

■ カリウム

実は、果物の中ではトップクラスに、カリウムが含まれています。カリウムと言えば、余分な水分・塩分(塩化ナトリウム)を体外へ排出してくれます。

その事により、高血圧・むくみなどの予防にも使われます。

■ 滋養強壮

キウイフルーツの酸味に含まれる有機酸には、乳酸の生成を抑える役割があります。身体を使えば、疲れや疲労の原因となる乳酸を抑制するため、滋養強壮にも良いとされます。

■ 食中毒・ノロウイルスの時にもオススメ

キウイフルーツに含まれている主な成分は、糖・カリウム・マグネシウム・カルシウムです。これに、少量の塩を加えれば、脱水ぎみの症状に使われるOS-1・点滴とほぼ近い成分になります。そのため、風邪予防だけでなく、胃腸病にも効果があるとされます。

東洋医学においても、キウイフルーツの効果を知っておこう。

東洋医学において、【酸甘化陰】という言葉があります、これは、酸味・甘味により、潤いが生じる事を指します。梅干しや甘い物を食べると、唾液が出やすくなるのも、この現象の1つです。

キウイフルーツは、この働きにより、暑さや乾燥時期で消耗されやすい陰作用(身体を潤したり、冷やしたりする働き)を補います。

そのため、効能・効果は、滋陰清熱(熱を取り除き、潤いを与える)となります。また、和胃降逆(胃の機能が失調し、気が下降できない状態を改善して、胃の機能を整える)の働きもあります。

吐き気や嘔吐のように、重力に逆らって、上に逆流する気の流れを整えるため、胃気を下降させるともいいます。この気の流れを正常化するため、しゃっくり・嘔吐だけでなく、情緒の乱れやイライラを鎮めるために、子供の疳の虫にも、オススメです。

似たような作用を持つ漢方薬として、香蘇散もおすすめです。食中毒や風邪の初期にも使用されますが、理気という働きも持ち、気持ちをリラックスさせてくれます。

まとめ

キウイフルーツには、様々な働きがありますが、特に胃腸病や風邪で食欲がないときにはオススメでしょう。点滴の代用にもよく、風邪などで喉が渇くけど、水は飲みたくない時にも最適です。

また、日頃から取る事で、美肌にもよく健康美を手に入れる事が出来るかもしれません。

1年中、売っているので始める事は簡単です。

以上、参考になれば幸いです。

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