はーい。こんにちわー。
元気堂です。
この時期に増えるのが、秋喘息です。季節性の喘息の事ですね。
なんで、この時期に増えるのか?無いが関与しているのか?
その事について話していきたいと思います。
やっぱり気圧変動・寒暖差が関与していた!!
こう言われると、どうしようも無いじゃないか!!自然は、コントロール出来ないよ!
原因が、自然現象や加齢の事を言われると、もう無理だ!そう思うのは、致し方が無いと思います。
でも、それだと自分には症状が出て、他の方が出ていないのは、どうしてでしょうか??
一体、何で自分だけが発症しているの? そう悩んでいる人も意外と多いでしょう。
まず、秋になり喘息しかりアレルギー症状が出るのは、気圧変動や寒暖差が原因していたと述べました。
これは、この時期になると主に台風シーズンが関与しています。これにより、自律神経が乱されます。他にも、夏に増殖したダニが、秋になると命がつきます。それを、吸い込むことが原因にもなります。
秋に症状が出ない方は、この原因に対しても跳ね返す力をもっている方でしょう。夏に消耗した体力を、きちんと補えていたり、もともと元気な方となります。
夏は、猛暑でもあり体力が低下しやすいです。特に、身体を冷やしたり潤す力が低下します。
これを、陰虚と言います。これが低下すると、粘膜を少なくしたり、肺の機能を低下させる事に繋がります。そのため、秋に突入すれば風邪を引きやすくなったり、喘息の症状も出る事が多くなります。
ここで、質問です!! 咳が出るのは、何故でしょうか??
普段は咳が出るのは、億劫に感じるかと思います。でも、これは防衛反応の一つです。異物を感じると、咳で外に出そうとする当たり前の反応なのです。
咳発作を経験したことがある人は、知っているかと思います。咳発作が酷いと、呼吸困難になるかと思うほどです。
咳というのは、身近な症状です。特に風邪となれば、咽頭炎・痰・鼻水などがが伴います。
なんで、このような症状が出るのか??
常に、外部に晒されているからです。呼吸する時には、必ず口・鼻・咽頭・気管支・肺は通ります。
そのため、他の臓器や細胞よりも異物に出会う確率も高くなります。ここで、陰虚だと、唾液量が少なくなったり、鼻・喉頭・気管支の内壁の粘膜の低下により、普段より敏感に異物への反応が起こります。
特に喘息は厄介となります。気管支の内壁は炎症を起こし過敏になっています。ちょっとした刺激にも反応して、ゴホゴホと激しい咳が出たり、刺激となるものが何もないのに、深夜や明け方に突然咳が出て止まらないことが起きます。
秋や冬に、夏の疲れを持ち込まないためには??
陰虚を改善しよう!!身近な食材で、改善を試すには、水分の含んだ旬の果物や野菜を取るのも良いでしょう。
しかし、もっと早く治したい場合には漢方薬を試すことをおすすめします。
今回は、陰虚と言っても肺や気管支に効果がある漢方薬を紹介します。
■ 麦門冬湯
■ 生脈散
■ 麦味地黄丸
この3つが、普段から使用しても使いやすく、陰虚という症状の改善には良いでしょう。
症状が重い喘息やアトピー体質である方には、柴胡桂枝乾姜湯(胸虚散)がおすすめ。この漢方薬は、体質改善にも使われるので、お子さんが喘息などで悩んでいる場合にも使用できます。
まとめ
今回は、秋に起こる喘息と夏の疲れから起こる風邪症状などにも触れました。
治すなら、今のうちにしておくと乾燥時期の秋冬も、元気に過ごせるかと思います。
以上、参考になれば幸いです。