
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
今回は、急な病気になったときに、時間がない・・・。そもそも病院が祝日でやってない!!
そんな時に使える処置方法を紹介していきましょう。
■ 中耳炎
① 痛みがある部分に、冷たい水をタオルで絞り当てる。
これは、捻挫など他の炎症性の症状にも使えます。
これは、さすがに知ってるよ。そんな声も聞こえてきそうですね。
② 耳ともみ上げの間の、押すと圧痛がある部位に、パッチタンを使用する。これは、肩こりなどの凝りに使用できるので、湿布とともに家に置いておくと便利な、セルフケア商品です。
基本的には、中耳炎の場合は早めに耳鼻科にかかる方が良いでしょう。
■ ぎっくり腰・突き指・打ち身など
① 安静第一です。マッサージなどは、急性の際は、悪化しますので様子見るように。
② 触ると、熱感があれば解熱消炎剤・湿布などで冷やしてください。
それが取れた場合は、もう冷やさないように!!ここが、大事ですね。
そのまま、冷やすと周囲の筋肉が冷え、慢性化する事があります。
熱感がなくなれば、温める治療(鍼灸・湯治などがおすすめ。)に切り替えが大事となります。
湿布剤でも、糾励根(きゅうれいこん)の湿布が意外と効きます。自分で練って、シートに塗布してからの使用となりますが、効果はあります。少しだけ面倒ですが、おすすめです。
糾励根は、大正末期に開発された湿布薬です。
名前の由来は、何かの根を使っているような印象を受けますが、患者さんの思い・念願・倫理観などを込めたもので、様々な意味を含めているようです。
また、糾(きゅう)は、「合わす」という意味があり、家族の思いを合わせ、励ましあうことで、病の根源を取り去ってもらいたいという思いで、糾励根(きゅうれいこん)と名付けられたと言われます。
糾励根は、生薬10種の原料の粉末を混合された粉末の商品です。
そのため、使用時に水で練り、布に塗布し患部に貼付いたします。少し工程が面倒・・・。
このように、思う方もいるかもしれませんが、不思議なことに糾励根の効果を発揮するためには、この方法がしかないと言われます。
効果としては、10分~30分くらいで温かみや患部にピリピリとした温感を感じ始めます。
これにより、血流をアップして、鎮痛、消炎効果を示します。
適応症としては、神経痛・リウマチ・肩凝り・感冒・肋膜炎・腹膜炎・痔疾・歯痛・扁桃腺炎・乳腺炎などにも効果があると記載されています。
■ 頭痛・歯痛
① 疲労や首肩こりから来る慢性的な場合は、鍼灸や按摩などがおすすめ。さきほどの、パッチタンも使えます。
また、お風呂で身体を温めるのも良いですね。
② 急性の場合は、風邪や熱を帯びている事があるので、冷やすようにしてください。
■ 二日酔い
① 漢方薬を使う。
二日酔いは、身体に湿熱が籠もっている状態である事が多く、これを追い出す事が大切となります。
そのため、清熱解毒を促す漢方薬を飲むと良いでしょう。
例えば、黄連解毒湯・半夏瀉心湯・三黄瀉心湯などですね。
個人的なオススメは、半夏瀉心湯です。
急性・慢性胃炎にも使えたり、逆流性食道炎にも良いでしょう。濃度の強いお酒は、胃への負担も大きいので試してみると良いでしょう。また、ガジュツも使いやすい胃薬ですね。
②冷蔵庫にあるもので何とかしよう。梅干し・レモン・大根おろしなどを使うと良いでしょう。
■ 膀胱炎
① 冷えが関与する事があるので、お腹周りや足を温めると良いでしょう。
多くの水分を取って解毒を促す必要がありますが、できれば白湯にしましょう。
② 五淋散という漢方薬がおすすめ。利尿作用・抗菌作用があるので、膀胱炎のファーストチョイス!!
また、多めの水分を服用して、尿を出し解毒を促す事は忘れずに。
■ 虫刺され
① 吸引器具で、毒をとりましょう。蜂だけでなく蚊にも使えるので、常備しておくと使えます。
② 刺された部分に、お灸をする。腫れや痒みにも効果があります。
③ ステロイドと抗生剤が混じった商品を使う。
これは、救急でもよく選択される薬ですね。虫刺されだけでなく、外傷・猫などに噛まれた時にもオススメです。
まとめ
連休になると、アクティブになり思わぬ怪我や風邪になってしまう事もありますが、事前に準備しておきましょう。
自分で使いやすいものは持っている安心なので、もし使えそうだなと思ってもらえたら紹介した甲斐があります。
以上、参考になれば幸いです。